現在、アメリカを中心に海外でリリースをした、スマートフォンゲームアプリ『ポケモンGO』。
あまりの人気ぶりに、これまでに『ポケモンGO』のアプリをダウンロードした回数は1千万回とされており、非常に人気の高さが伺えます。
ちなみに、日本版の『ポケモンGO』のリリースについて、当初は7月20日を予定していましたが、サーバのダウンを懸念したためか、7月20日のリリースを断念することになり、日本のポケモンファンからしてみると、残念な声が挙がってしまうと同時に、早くリリースして『ポケモンGO』を遊びたいと言う声が挙がって来そうです。
このようなトラブルを含め、先行リリースしている海外では『ポケモンGO』に関するトラブルが数々寄せられているのが実情です。
果たして、大人気スマートフォンゲームアプリのはずである『ポケモンGO』にこれまでどのようなトラブルが発生しているのでしょうか。
更に、日本国内での『ポケモンGO』反応等についても紹介したいと思います。
ポケモンを探すために身体を張った結末が…
「現実世界にいるポケモンを探すゲーム」が売りの『ポケモンGO』。
街中を歩きながらスマートフォンをかざす、いわゆる『歩きスマホ』をする人がゲーム配信国で急増しているのが現状です。アメリカ・ニューヨークのセントラルパーク内では、昼夜問わずに『ポケモンGO』に熱中する人々で溢れかえっているようです。
そんな状態の中、アメリカ国内では、身体を張ってでもポケモンを探した結果、最悪と言っても過言ではない事故が多数発生してしまいました。
ニューヨーク州のオーバーン市内では、ポケモンを探しながら自動車を運転していた男性が事故を起こすケースが発生しました。自動車は大破してしまい、そのまま廃車処分する結果となってしまいました。運転していた男性は病院に搬送され、足を骨折してしまう大ケガを負ってしまいました。
ペンシルベニア州では、15歳の少女がポケモンを探している途中に、自動車にひかれてしまう事故が発生してしまいました。ケガの度合いについては不明ですが、少女の話によると、『ポケモンGO』に夢中になってしまい、接近してくる自動車に全く気がつかなかったと話していました。
また、カリフォルニア州では、2人のポケモントレーナーがポケモンを探していた結果、崖から転落してしまい負傷する事故が発生してしまいました。
アメリカ国内の一部の事故について取り上げましたが、『ポケモンGO』を遊んでいる間は命がけで行っていることが伺えます。
しかし、スマートフォンアプリゲーム一つで命を落とすような結果になるのは、非常にあってはならないことだと思います。とは言え、ゲームの性質上、スマートフォンを片手に画面を見ながら操作をすることになりますから、恐らく、このような事故は意識を持って気を付けない限り、無くならないことに匹敵すると思います。
テレビ番組生放送中に『ポケモンGO』で放送事故に…
それはアメリカのニュース番組『10News WTSP』の生放送中の出来事でした。
気象予報士の男性が、天気予報を伝えていた最中に、カメラの前を1人の女性が堂々と横切ってしまう放送事故が発生しました。
生放送中にカメラの前を横切った女性の手元には、スマートフォンを持っており、『ポケモンGO』のプレイ中でポケモンを探していたことが判明しました。
この放送事故について、気象予報士は「生放送中にポケモンやっているの!?」と爆笑しながらもビックリしており、視聴者に対しては「みなさんもどうか気をつけなければいけませんね」と話す程度になりました。
後日、生放送中に『ポケモンGO』をプレイしてしまったキャスター自身もツイッター上で”放送事故動画”を公開し、「自分がポケモン中毒だと気付く瞬間」とつぶやいています。
このようなツイートが出来る余裕がある位なので、テレビ局側では特に大きな問題にはならなかったようですが、日本の放送局ではとても考えられないことであると思うので、アメリカのテレビ局は厳重な指導に加え、視聴者への謝罪を徹底するべきだと思います。
そもそも、テレビの生放送中にゲームをやる神経があることについて、筆者には到底理解することが出来ませんし、許されることではないと思います。
東京都知事選のあの候補者にも影響が…?
日本マクドナルドでは、『ポケモンGO』のリリースに合わせて、店舗内でユーザーがアイテムを獲得することが出来るサービスを提供すると発表しました。
更に、他の人と対戦出来るようなシステムを導入して、日本マクドナルド側は更なる客数を増やす狙いを見込んでいます。
しかし、このコラボレーションが裏目に出てしまった事象が、『ポケモンGO』をリリースする前の日本で発生しました。
7月31日に投開票が行われる東京都知事選へ立候補している、マック赤坂氏は困惑な声がTwitter上つぶやいています。
ポケモンGOで当惑気味のマック赤坂氏です。
結構な炎上のようです(中略)マックには投票しない等今のマック赤坂にはいちばんきつい言葉まで。もらい事故な状況です。そこで提案なのですが選挙終了までは東京でもハンバーガーはマクドにしませんか?スマイル!
加えて、マック赤坂氏の最後の決め言葉「スマイル!」を「ポケモンGO」へ直そうかと真剣に悩んでいることも後に打ち明けていました。
マック赤坂氏が当選するかどうかは別にし、平等な立場で臨むことが絶対条件なはずの選挙運動の場面でも『ポケモンGO』の影響は拡散していることが伺えますから、日本で『ポケモンGO』がリリースする前にこのような不平等な事を起こすことは止めて欲しいと筆者は感じました。
まとめ…日本で『ポケモンGO』がリリースした際の対策は?
アメリカ国内での様々な事故を始め、日本では『ポケモンGO』をリリースする前に選挙運動をも巻き込む事態となってしまい、日本で『ポケモンGO』をリリースした後は厳しい対策が必要になっていくと思います。
JR西日本では、『ポケモンGO』で遊んだ結果の事故を踏まえ、「ホームを歩きながらスマホを利用するのは人身事故の要因の一つ。熱中するあまり事故やトラブルに巻き込まれることを防ぐため、どのような啓発を行うべきか考える必要がある」と『ポケモンGO』対策に着手していることが伺えます。
また、ものまねメイクタレントのざわちんさんは『ポケモンGO』が日本でリリースすること自体に反対の意見をTwitter上で述べていました。
ポケモントレーナーへお願い♪
ポケモンGO取り入れるの反対派!!
『ポケモンGO』での事故おおすぎ。自分や友達、仲間に起きてからじゃ遅いんだわ
このような声があることから、日本で『ポケモンGO』がリリースして以降、関係各所から様々な指摘を受けることは避けられない状態であると思います。
安全に楽しむ分には問題ないことかもしれませんが、先行リリースしたアメリカ国内等で、様々な事故が起きていることから、『ポケモンGO』を軽視することは出来ないと感じました。
『7月中には配信する』と言う噂がある以上、間もなく日本にやって来る『ポケモンGO』。
果たして、日本でリリースした後はどのような反響が挙がってくるのでしょうか…?
今の時点で言えるのは、日本でリリースしても、大きな事故が発生したという声があちらこちらで挙がって来ないことをまずは願うしかないと思いました。
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