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FNS27時間テレビの視聴率が歴代ワーストだった理由は?

      2017/11/01

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先日、7月23日(土)から24日(日)にかけて放送された、フジテレビ系の夏の風物詩と言っても過言ではない、『FNS27時間テレビフェスティバル!』が生放送されました。

 

例年の27時間テレビとは異なり、メインとなる番組や司会者を立てずに、司会者をリレー形式で進行する、全く新しい試みで番組は放送されました。

 

全く新しい試みとして且つフジテレビの社運を賭けた今年の27時間テレビですが、7月23日(土)の18:30から24日(日)21:24までの平均視聴率が7.7%を記録してしまい、歴代の27時間テレビの中ではワーストの数字を記録してしまいました。

 

果たして、歴代ワーストを記録してしまった今年の27時間テレビはどこに問題があったのか検証します。

 




今年の『FNS27時間テレビフェスティバル!』時間別視聴率を振り返る

ここで、時間別の視聴率が判明していますので、まずは、こちらについて振り返って行きたいと思います。

 

◆7月23日(土)

・18:30‐19:00 グランドオープニング 8.7%

 

・19:00‐21:00 番組対抗スカッとジャパンスペシャル(メインMC 内村光良さん) 9.8%

 

・21:00-22:55 ホンマでっか!?TV古館伊知郎生人生相談スペシャル(メインMC 明石家さんまさん) 13.3%

 

・22:55‐24:30 さんまのお笑い向上委員会・東国原英夫氏を芸人にスペシャル(メインMC 明石家さんまさん) 9.4%

 

◆7月24日(日)

・24:30‐28:00 さんま中居の今夜は眠れない(メインMC 明石家さんまさん、中居正広さん) 4.9%

 

・28:00‐29:00 いただきハイジャンプ×キスマイBUSAIKU!?合体スペシャル 前半(メインMC Hey!Say!JUMP、Kis-My-Ft2) 3.0%

 

・5:00‐6:00 いただきハイジャンプ×キスマイBUSAIKU!?合体スペシャル 後半 3.0%

 

・6:00‐8:00 FNS27局対抗!高校生スーパーダンク 予選 6.6%

 

・8:00‐10:00 バイキング 怒れる芸能人スペシャル(メインMC 坂上忍さん) 9.3%

 

・10:00‐13:30 ネプリーグ 女子アナセンター試験スペシャル(メインMC ネプチューン) 7.9%

 

・13:30‐17:00 爆笑キャラパレード初生スペシャル(メインMC 南原清隆)、お笑いNo.1決定選~KYOU-ICHI~予選(メインMC おぎやはぎ、松岡茉優さん) 6.5%

 

・17:00‐18:30 FNS27局対抗!高校生スーパーダンク 準決勝、番組対抗スカッとジャパンスペシャル 6.8%

 

・18:30‐21:24 サザエさん、スカッとジャパンPresents胸キュンスカッと生放送版、グランドフィナーレ(FNS27局対抗!高校生スーパーダンク 決勝、~KYOU-ICHI~決勝他) 9.5%

 

スタートダッシュはまずますだった27時間テレビ…

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今年の27時間テレビのスタートダッシュとして放送されたコーナーが、内村光良さんが司会の『スカッとジャパン』でした。

 

ちなみに、今年の27時間テレビの瞬間最高視聴率が、本コーナー放送中の20:57頃に記録した、16.9%でした。

 

『スカッとジャパン』スペシャルのコーナー平均視聴率が9.8%でありながらも、まずまずのスタートダッシュは切れたと推測されます。

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21:00以降は明石家さんまさんが番組を盛り上げてくれた印象が高いと筆者は思いました。

 

まずは、21:00から2時間にわたって放送された『ホンマでっか!?TV古館伊知郎生人生相談スペシャル』です。今年の27時間テレビで唯一、コーナー平均視聴率が13.3%と2桁を記録したコーナーでした。

 

その後の『さんまのお笑い向上委員会』スペシャルも、爆笑問題の太田光さんや、ネプチューンの堀内健さんらの大暴走で、コーナーの進行がなかなか進まなかったものの、コーナー平均視聴率が9.4%と、24:30頃まで放送された中では比較的高めの視聴率だと思われます。

 

そして、27時間テレビの名物コーナーである『さんま中居の今夜は眠れない』が25:00頃から28:00頃まで放送されました。

今年の回は、コーナー冒頭で、明石家さんまさんが、昨年から日本中を激震させた「SMAP解散報道」について中居正広さんに問いただすシーンがあったり、不倫騒動で揺れたベッキーさんが生電話で出演したりと、今年の上半期で芸能界を賑わせた有名人が、様々なコメントを寄せて来ると言った、例年とは一味も二味も違うコーナーとなった印象でした。

 

本コーナーの視聴率について、関東地区は4.9%、関西地区は7.0%を記録しており、夜が明ける頃まで放送された中では、比較的高い視聴率を記録したと思われます。

 

平均視聴率を低下させたのは、あのジャニーズグループだった…?

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28:00に『さんま中居の今夜は眠れない』が終了後、明石家さんまさん、中居正広さんが27時間テレビに出演しなくなってからは、平均視聴率が大きく下げてしまうコーナーが次々と放送されて行きました。

 

その要因の一つに、28:00頃から約2時間にわたって放送された、『いただきハイジャンプ×キスマイBUSAIKU!?合体スペシャル』にあったのではないかと思われます。

 

例年、『さんま中居の今夜は眠れない』の次のコーナーと言えば、若手・中堅芸人がメインとなる体を張った企画や暴露トーク合戦を放送するのが当たり前とされていました。しかし昨今は、お笑い番組もマンネリ化が進み、次々と番組終了しているのが事実です。

 

そんな中で白羽の矢が立ったのが、若手ジャニーズが出演する番組にあったと思われます。

 

しかし、本コーナーではVTR企画と生放送企画が半々で進行されましたが、Hey!Say!JUMP、Kis-My-Ft2を面白おかしく突っ込むゲストもいなかったこと、身内だけで楽しんでいる印象を受けてしまい、結果的に、面白さに欠けてしまった部分があり、コーナー視聴率も3.0%と散々な結果になってしまいました。

 

更に、Hey!Say!JUMPは、日曜日のグランドフィナーレで、『FNS27局対抗!高校生スーパーダンク』の優勝チーム等を含めた、「27人連続スーパーダンク」と視聴者には一切知らされていない、企画を突如実施し、疲労困憊のはずのHey!Say!JUMPのメンバーが冒頭でミスを連発し、ラスト数分で強引ながらも、成功したかのように見せてしまいました。

 

Hey!Say!JUMPのファンからは、「こんな終わり方は冷めてしまう!!」「疲労困憊のメンバーがこんなことをさせられて可哀想」「この流れにしたスタッフを許す訳にはいかない!!」と、Hey!Say!JUMPのメンバーに対してに加え、番組スタッフに対する怒りがネット上で拡散する結果になってしまいました。

 

その他にも、「嵐やSMAPだったら何とか面白くすることが出来たのでは?」と言う意見もあることから、長時間のバラエティー番組に、Hey!Say!JUMPと言ったまだバラエティー慣れに疑問を呈する、若手ジャニーズを起用したことが大きな敗因になってしまったのではないかと思われます。

 

必要だった!?27時間テレビの通し企画について

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今年の通し企画の中で、有名人のそっくりさん日本一を決める『FNSそっくりキャラ選手権』の他に、『ナオト・インティライミ27時間で100曲を歌い上げる』という企画が放送されました。

 

本企画が放送される前から、「ナオト・インティライミ企画で視聴率を取る気があるのか!?」と厳しい声が多数挙がっており、蓋を開けてみると、コーナーの合間に随時数曲を生ライブで放送しているようでしたが、ほとんどの曲はグランドフィナーレ内でVTRで振り返る演出になってしまいました。

 

このような演出に、明石家さんまさんは「歌の企画はいらんねん!」と発してしまう始末になり、ナオト・インティライミさんは本気で歌っている姿を見ることは出来た反面、27時間テレビの企画としては不適合であることが、テレビを知り尽くしている人から言える意見になってしまいました。

 

筆者が思う点としては、先述の『FNS27局対抗!高校生スーパーダンク』を含め、歴代の27時間テレビや過去の番組で実際にやっていた企画を、今年の27時間テレビでリメイクして放送されていることが伺えます。それはつまり、ネタが無くなったことを意味していると思います。

 

今年の27時間テレビでネタが無くなってしまったことを素直に認め、今後のテレビ制作でどのような企画をしたら、視聴者を釘付けにするかを冷静になって考える必要があると思います。




 

まとめ

記念すべき30回目の27時間テレビを、数々の失敗シーンを見せつけられて終了してしまい、来年以降は27時間テレビそのものを放送するのかを本気で考えるタイミングになってしまいました。

 

筆者としては、この30回目と言う節目に、27時間テレビに終止符を打つしかないのかもしれないと思いました。

 

何をやっても裏目に出る今のフジテレビ…長時間番組を制作する前に、毎日、放送する様々なテレビ番組を改善することが先決なのかと思いました。

 

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