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大ヒットドラマ「テセウスの船のストーリ(ネタばれ)」どんな話?

テセウスの船 ドラマ

テセウスの船とはどのような話なのか

テセウスの船

 

2020年1月19日にスタートした新日曜劇場ドラマで、3月22日に最終の10話が放映されました。TBS系列で日曜日の21時から放映され、竹内涼真さんの主演で泣ける本格ミステリーに挑みます。

元来のテセウスの船とはパラドックスの1つで、ある物体の全ての構成要素が置き換えられたとき、基本的に同じであると言えるのかという問題であると定義されています。

原作は1989年6月24日に北海道にある音臼村の小学校で、児童含む21人が毒殺されました。

逮捕されたのは村の警察官だった佐野文吾で、その28年後に佐野の息子である田村心が死刑判決を受けてなお一貫して無罪を主張する父親に冤罪の可能性を感じて独自に調査を始めます。

心は事件現場を訪れると突如発生した濃霧に包まれ、気付くと1989年にタイムスリップしていました。時空を超えて真実と対峙する本格的なクライムサスペンスが開幕し、どのような展開になるのか期待できます。

漫画は2017年6月22日から2019年6月27日までの2年間講談社のモーニングで全10巻が連載され、話数は89で作者は東本俊哉さんです。ジャンルは青年漫画になり、テレビドラマ化されて2020年1月19日から3月22日までTBS系列で全10話で放映されました。

 

テレビドラマの登場人物やキャスト

竹内涼真

 

主人公の田村心役は竹内涼真さんで幼少期は高木波瑠さんが務めます。

佐野文吾の息子で1989年4月26日生まれで武蔵野市中町に住んでいます。

教員免許を取るものの殺人犯の息子ということで教師になることはあきらめ、妻の由紀が死んだ後音臼小学校の跡地を訪れるが突然濃い霧に包まれ1989年1月7日にタイムスリップしてしまいます。

 

主人公の親族は心の母の田村和子で、役を榮倉奈々さんが演じます。

夫が逮捕されてからは笑顔はなく、子供たちに他人の前で笑ったり泣いたりしちゃいけないと話しています。

 

心の姉の村田藍は偽名で本名は田村鈴で、役は貫地谷しほりさんですが高校生の頃は御守花凛さんが演じます。

小学5年生のときに音臼神社の階段から転落し長時間雪に埋もれたせいで頬に凍傷の痕が残っていましたが、タイムスリップした心が過去を変えた影響で痕がなくなっています。

また、現在は顔を整形していて、上記の偽名を使用しています。

 

心の兄の田村慎吾は澤部佑さんが演じますが、中学生時代は田澤泰粋さんが担当します。

心がタイムスリップから戻った現代では、心が過去を変えた影響で和子と共に死亡しています。

心の妻の田村由紀は上野樹里さんが演じ、旧姓は岸田で心の過去をすべて承知の上で両親の反対を押し切り結婚する。

心に自身が作成したノートを見せ、音臼小無差別殺人事件の話をしている最中に産気づき、病院で娘の未来を産むが妊娠中毒症で死亡しました。

しかし、心がタイムスリップから戻った現代では、心が過去を変えた影響で生存していますが独身のため姓は岸田で心とは面識もなく娘の未来も存在していません。

由紀の父の岸田聡は津村和幸さんが演じ、娘が死んだのは心と結婚したせいだと思っています。

 

佐野文吾は鈴木亮平さんが演じ、宮城拘置支所の死刑囚です。

1989年3月12日に起きた音臼小無差別殺人事件で犯人として逮捕され、死刑判決が確定した今も冤罪を訴え続けています。

鈴の内縁の夫の木村みきおは安藤政信さんが演じ、旧姓は加藤で音臼小無差別殺人事件の被害者で後遺症で下半身不随になり車椅子生活をしています。

事件後は身寄りがないためさつきの養子になり、彼女の死後部屋にある大量の絵や青酸カリを発見しました。

このことが、紀子を口封じのために殺し、音臼町事件の真犯人の可能性が否定できないと心に語りました。

 

木村さつきは麻生祐未さんが演じ、音臼小学校の元教員で目的のためなら手段を選ばない腹黒い性格です。

中野区新薬町に住み、音臼小無差別殺人事件後身寄りがない加藤みきおを引き取りました。

藍とみきおの住んでいるマンションを盗撮し、喫茶店での心と藍の会話で藍の本名が佐野鈴だと確信し脅迫を仕掛け藍に死なない程度の毒を飲むように命じ救急車で運ばれる隙を突き、青酸カリ入りの芋羊羹を食べさせることで紀子を毒殺し自らも食べて被害者を装いましたが何者かに殺害されました。

 

松尾紀子は芦名星さんが演じ、木村メッキ工場の元パート職員。旧姓は佐々木で、長谷川翼が亡くなってから別の男性と結婚して娘がいます。

田中正志は霜降り明星のせいやさんが演じ、田中義男の息子で現在はアパートで暮らしています。

 

テセウスの船のストーリーやあらすじ

鈴木亮平

 

第1話

 

第1話は心が生まれる前に父の佐野文吾が殺人犯として逮捕され、母や兄と姉が世間から厳しい視線を浴びました。

このため、人目を気にして笑うことも許されませんでしたが、妻の由紀から父親を信じるようアドバイスをされ向き合うことを決めました。

その殺人事件の現場を訪れると当時にタイムスリップし、父と母に出会い過去の世界で事件を阻止して過去を変えようと立ち向かうことになりました。

 

第2話

第2話は心が木村さつきのはからいで事件が起きる音臼小学校の臨時教員になり、事件を阻止して過去を変えようとします。

妻の事件ノートでは3日後に田中義男の家が火事になるようで、警戒に向かうと気味悪い二人の少女が書かれた絵を発見しこれが不安として的中しました。

 

第3話

第3話は心が音臼村で起こった一連の事件の容疑をかけられ、刑事の金丸に逮捕されました。

その瞬間に心は未来の出来事が書かれたノートは辛うじて投げ捨て、父が後に殺人を犯すことは決して誰にも知られてはいけないと思ったためです。

しかし、釈放された心の元にノートと共に捨てたはずの免許証が届き、誰の仕業でどのようにしてノートも拾われたのかという不安が募ります。

それに追い打ちをかけるように真犯人がまた奇妙な絵で新たな犯行を予告し、和子は心を心配しました。一方の心は、家族を救うために残酷な未来を打ち明けるべきか激しく葛藤するのでした。

 

第4話

第4話は再び現代にタイムスリップした心を待ち受けていたのは、変わり果てた歴史でした。

文吾は変わらず冤罪で囚われており、母と兄は心中して亡くなっていました。

生き残った姉は行方不明になり、自分が過去を変えたことで最悪の歴史に変わってしまったことに深く後悔しました。

最愛の妻だった由紀が亡くなった歴史も変わっているのではと思い、望みを胸に由紀の実家を訪れて彼女と遭遇しました。

拘置所の父と涙の再会を果たし必ず冤罪を晴らすと約束し、生き別れになっていた姉を訪ねるが村田藍と名前も姿も変えて隠れるように生きていたのでした。

心は藍に父の冤罪を晴らすことに協力して欲しいと言うが、内縁の夫との生活を邪魔しないで欲しいと拒否されました。

そして、心は姉の夫の正体を知り、愕然としました。

心は音臼小事件は未だに終わっていないと感じ、父を救い出すためあまりにも無謀な作戦を思いつきますが大きな困難が待ち受けるのだった。

 

第5話

第5話は タイムスリップした平成元年から再び現代へ戻り、歴史が変わってしまうまでは妻だった岸田由紀の協力を得て父の無実を証明できると証言者の松尾から連絡を受けました。

このことは心にとって父の冤罪を晴らす唯一の希望の光で、その頃木村さつきに村田藍は「正体を知っている」と脅されていました。

文吾の娘だと夫の木村みきおに隠し続けてきた藍は、さつきのある謀略に協力させられその魂胆とは何なのか謎です。

そして、心は突然松尾から証言はできないと連絡を受け、父を救う唯一の希望を失いたくないと由紀に励まされながら必死で松尾に証言を願いますが。

 

第6話

第6話は心にとって唯一の希望だった父の無罪の証言者の松尾紀子が、木村さつきによって殺害されました。

姉の藍の話から音臼小事件の真犯人はさつきではないかと疑い、さつきの元に毒入りのジュースが届いて事件を嗅ぎ回るなという警告がありました。

それでも心は由紀と協力し事件の真相へと迫っていき、木村みきおに渡されたさつきの手帳と父の記憶をヒントに事件の真犯人へと辿り着く手がかりを得ました。

しかし、それは心を陥れる真犯人の罠で、ついに真犯人から心に招待状が届いて命と引き換えに会いにいくことを決意しました。

 

第7話

第7話は心は現代で一連の犯人が木村みきおだと知った途端に、再び平成元年にタイムスリップしてしまいました。

音臼小事件まであと二日に迫り、心は父と共にみきお少年を追うが村から姿を消していました。

心はみきおの消息がつかめず焦り、歴史が変わった現代で和子と兄が心中していると父に明かしてしまいました。

最悪の未来を知った父は取り乱し、絶対に事件を止めなければと空回りしたため家族と村人との間に溝が出来てしまいます。

事件を前に早くもバラバラになりかけた家族を、心は必死でつなぎ止めようとしました。

みきおは計画を邪魔する心を消そうと和子の命を狙おうと画策し、家族のピンチを心と文吾はどう乗り切るのでしょうか!?

 

第8話

第8話は大量毒殺事件の当日に、心は父と共にお楽しみ会に現れた犯人の加藤みきおの行動を監視しました。

食事に毒が入れられることを阻止しなければ父は殺人犯になってしまいますが、心と文吾はみきおに翻弄され続けついに事件が起きた昼食の時間を迎えてしまいます。

食事の中に毒が混入しているかもしれない最悪の状況の中で、心は事件を阻止するため驚くべき行動に出ます。

一方の村では同時に新たな事件が進行し、和子と子供達の身に危険が迫りみきおの他にもう一人の真犯人がいることが分かり犯人の本当の狙いが明らかになっていきました。

 

第9話

第9話は心が犯人に呼び出されて向かった父の後を追うと、そこには意識不明で重体の加藤みきおがパトカーに残されていました。

連絡が取れずに行方不明の父に、県警の監察官の馬淵は殺人未遂容疑で家宅捜索するために佐野家を訪れ消息が掴めないまま佐野家には記者たちが集まり、警察官が殺人事件に関与したと騒ぎ立てました。

一方、追い詰められた和子が集まった記者たちに語った言葉や、最後に衝撃的な犯人の策略が待ち受けていたのでした。

 

最終話

最終話は佐野文吾は駐在所のワープロから犯行日記が庭から青酸カリがそれぞれ発見、逮捕されてしまうことになりました。

大きく揺れる息子の心と家族で、バラバラになってしまったため最大のピンチをどう乗り越えるのか?そして、事件の真相を追う心の元に黒幕から最後のメッセージが届き、それは究極の選択を迫るものでした。

過去を変えて家族の未来を救うため、心はある決意をします。

やがて迎える黒幕との対峙があり、そこで事件のすべての真相が明らかにされて心と家族の未来はどう変わるのか?

どのような展開になるのか注目されます。

 

テセウスの船の口コミ

 

テセウスの船

テセウスの船は現在から30年前にタイムスリップし、過去を変えようとするところが面白いと評価が高かったです。

また、終わり方が中途半端なためしっくりしないという意見も多く、視聴率は平均的なものでしたが続編がどのようになるか注目されます。

 

 

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