『3年連続出場がで途絶えた…ももクロ・紅白落選』
11月26日、NHKは『第66回NHK紅白歌合戦』の全出場歌手を発表しました。
今年は赤組を中心に、SKE48(3年連続出場)、HKT48(昨年初出場)、水樹奈々さん(6年連続出場)、きゃりーぱみゅぱみゅさん(3年連続出場)と言った、紅白出場経験の少ない歌手が、相次いで落選しました。
そして今年、ももいろクローバーZ(3年連続出場)も紅白落選となりました。
出場歌手選考について、NHK側は、「今年の活躍の実績、私たちの調査による世論の調査、演出・企画の計3つの要素を総合的に踏まえた上で選考しました。」と話しています。
NHK側のコメントを振り返ると、2015年は、ももクロが活躍した実績は、あまり無かったと言う事になりますが、果たして本当でしょうか?
今回は、ももクロが、2015年の紅白落選した理由について、考えていきましょう。
今年もイベントやライブに引っ張りだこの、ももクロ
2015年のももクロも、ライブやイベントに引っ張りだこな1年でした。
1月から、公式ファンクラブ限定のライブやイベントを頻繁に開催したりと、2015年の幕開けは順調のように見えます。
更に、13枚目のシングル『夢の浮世に咲いてみな』では、アメリカの有名ハードロックバンドKISSとのコラボレーションが実現と、国境を越えた活躍を果たしました。
その他、松崎しげるさん、THE ALFEEの坂崎幸之助さん、氣志團ら豪華アーティストとのライブイベントに積極的に参加したり、ここまで見る限りでは、ももクロの2015年の活躍は、非常にレベルの高い実績を持っていることが伺えます。
ももクロが映画・舞台に出演
そして、ももクロファンであれば、誰もが知っているであろう、映画『幕が上がる』で、ももクロは映画デビューを果たしました。
「世代年代を問わず幅広い方々に共感し感動してもらえる青春映画」を目標に、『踊る大捜査線』シリーズを手がけた本広克行監督の元、作成しました。
本作は、出演者や演劇に興味がない人であっても楽しめる作品に仕上がっていると、映画関係者や評論家から高評価を得て、第40回報知映画賞で、本広克行監督の演出と、生徒役として出演したももクロの演技が認められ、両者に特別賞が授与されました。
更に5月には、舞台版も作成され、こちらも大反響な結果を得ることが出来ました。
ますます明らかになる、ももクロの2015年の大活躍振り。今の所、紅白落選の意図が見えて来ないように思えます。
肝心のヒット曲が少なかった……?
それでは、肝心のヒット曲について触れてみましょう。
今年はCDシングル曲を3作発表したももクロ。13枚目の『夢の浮世に咲いてみな』以降、14枚目の『青春賊』、15枚目の『「Z」の誓い』と続きましたが、4月29日に発表した『「Z」の誓い』以降、CDシングル曲を発表していません。
また、発表した3曲全てがオリコン週間ランキングで4位以内を記録と、比較的、高ランクの位置に、ももクロの曲はありますが、週間ランキング1位を記録した曲が無かったのは実情です。
ももクロの紅白落選の背景として、まず考えられるのは、2014年よりもCDシングル曲を多く発表しているものの、週間ランキング1位に輝いた作品が無かったので、NHKが紅白出場に待ったをかけた可能性があります。
ライブやイベント等の参加には積極的な、ももクロですが、肝心のCDシングル曲発表の場面でポイントを得られず、紅白落選の可能性も考えられます。
ネット上の反応
ネット上では、ももクロに対するこのようなコメントが挙がっていました。
・『行くぜ怪盗少女』しか知らないからな…
・紅白楽しみにしてたのに…ももクロが出ないなんて見る気起きない…
・ももクロを見るためだけに見てた紅白だから、今年は、紅白を見ないこと決定。
・たかだか一回出れないだけで…次回が出れるように何度でも立ち上がればいいのに。
・AKBも、ももクロも高く飛んだからいつか落ちるのは仕方無い…
まさに、賛否両論状態になっています。また、知っている曲が限られている人からすると、ももクロの曲があまり知らない人もいる状態で紅白に出場しても、視聴者からの反応はいまいちピンと来ない人もいて、結果的に音楽番組として成立しない可能性があるという点も考えられます。
よって、ももクロ紅白落選という結果を招いたと、推測されます。
まとめ
一部の視聴者からすると、紅白本番で、白組司会の井ノ原快彦さん、紅組司会の綾瀬はるかさん、総合司会の有働由美子アナウンサーとのコラボレーションを期待した人もいると思います。
しかし、紅白落選で果たすことは出来なくなりました。
更に、紅白の出場歌手発表と同じタイミングで、3年連続出場を機に『紅白歌合戦を卒業します』と、ももクロ側は発言しています。
しかし、人生は何が起こるか分かりません。
更なる飛躍次第では、ももクロが紅白に帰ってくる可能性だってあるのです。
その可能性が実現するまで、視聴者は待ちつつも、ももクロを盛大に応援していきましょう。
FIGHT!ももクロ!!
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