2015年の秋、皆さんもついテレビで応援したのではないでしょうか?
4年に一度開催される、『ラグビーワールドカップ2015・イングランド大会』です。
日本チームは予選リーグで惜しくも敗退となりましたが、初戦の強豪南アフリカを撃破して以降、予選リーグで3勝するという、歴史的快挙を成し遂げました。
全選手、本当に素晴らしい活躍を見せてくれ、日本にまた新たな注目の的のスポーツが生まれました。
さて、今大会で特に印象に残る選手と言えば、五郎丸歩選手ではないでしょうか。
ポイントが入るかを左右するキックを行う際の、このポーズは有名になりました。
たとえ50メートル離れていても、このポーズでゴールを狙い、正確なキック精度でゴールを決めて行きます。
従って、ラグビー日本代表チームで欠かすことの出来ない、重要なキーマン言っても過言ではありません。
さて、本題に入りますが、五郎丸歩選手の『五郎丸』と言う苗字についてです。
普通、佐藤・鈴木・高橋・田中・伊藤・加藤などのように、よく聞く苗字は皆さんの中にあると思います。
そして、五郎丸歩選手が『ラグビーワールドカップ2015・イングランド大会』に出場し、素晴らしいプレーを見せてくれるまで、『五郎丸』と言う苗字自体を知らない人の方が多数を占めたと思います。
果たして、『五郎丸』の苗字が多い都道府県は果たしてどこなのでしょうか?
『五郎丸』と言う苗字の由来とルーツ
一般的に、苗字は地名や人物、その土地の地形等が由来にされると言われています。
『五郎丸』という苗字の由来は、福岡県の北部に位置する筑前国那珂郡五郎丸という地名から来ていると言われています。
やがて、福岡県南部の筑後地域、山口県、広島県へと広がって行きました。更に時代が進むに連れ、富山県小矢部市、広島県甲奴郡、熊本県山鹿市にも『五郎丸』という地名が広がって行きました。
では、どうして『五郎丸』というインパクトが強い名前が付けられたのでしょうか。
・石などゴロゴロしている場所や川、山などの石が多い場所だから
・五郎という人物が居住し、居住している所を開拓したから
……など諸説あります。
ちなみに、五郎丸歩選手は福岡県出身ですから、先述の由来からすると、福岡県を始めとした九州地方に『五郎丸』という苗字が集中していることが伺えます。
「石がゴロゴロしている場所だから五郎丸説」……一説であるとはいえ、納得してしまう説に思えます。
現在日本で『五郎丸』は何人いるのか!?
先ほどから述べているように、『五郎丸』は非常に珍しい苗字です。
では、現在の日本で『五郎丸』が苗字である方はどれだけいるのでしょうか。
苗字についてのサイト、「名字由来net」によりますと、現在の日本に約990人が『五郎丸』が苗字であることが分かりました。日本の苗字を多い順に、佐藤・鈴木・高橋・田中……と続いていく苗字ランキングでは、現時点で、第8288位に位置しています。
つまり、現在の日本の人口1億3000万人ですから、単純に約13000人に1人という、かなり貴重な割合で『五郎丸』と言う苗字が付けられていることが伺えます。
まとめ
現在の日本に約990人いる『五郎丸』さん。日本国内総人口の約13000人に1人という割合ですから、由緒正しい苗字であると思います。
その中の一人に、2015年秋に開催された『ラグビーワールドカップ2015・イングランド大会』で輝かしいプレーを見せてくれた、五郎丸歩選手がいます。
次回は日本で『ラグビーワールドカップ』が開催されます。国内リーグでの活躍を含め、是非とも、4年後の日本大会で、「石のように強い」五郎丸歩を、日本国民に見せて欲しいと思います。
FIGHT!五郎丸歩!!
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