1977年に初公開されて以来、実に40年近くもの間親しまれ続けている『スターウォーズ』シリーズ!
ジョージ・ルーカス監督は、黒澤明監督をリスペクトしており、そのため、作中には、時代劇の殺陣が元ネタのバトルシーンをはじめ、『新たなる希望』が『隠し砦の三悪人』のオマージュになっていたりもします。
『スターウォーズ』が日本人にとって親しみやすい理由は、こういったところにもあるでしょう。
さて、12月には新作の『フォースの覚醒』が公開されますが、ここでは、今までの『スターウォーズ』をおさらいしておきたい!という方のために、これまでの作品の見る順番(おすすめ)をご紹介したいと思います!
スターウォーズシリーズの見る順番は?
実は、『スターウォーズ』シリーズは、時系列がずれています。
旧作(70~80年代)と新作(90年代~現在)とに大別されていますが、実は、時系列としては逆なんです!
新作の『フォースの覚醒』で7作になりますが、時系列で行けば、以下のようになります。
1『ファントム・メナス』
2『クローンの攻撃』
3『シスの復讐』(ここまでが90年代以降)
4『新たなる希望』(ここからが70年代~80年代)
時系列で見たいのであれば上記順番が良いですが、いかんせん、1、2、3の映像が綺麗すぎて、その後に見る3、4、5の迫力が薄れて感じてしまう可能性があります、、。
ですので多くの方が仰るよう、やはり公開された順が一番楽しめる順番と言えるでしょう!(3、4、5、1、2、3)
正直、『スターウォーズ』シリーズは、どこから見ようが面白いです(笑)
しかし、あえて時系列にこだわるのであれば、注意したほうが良いでしょう。
さて新作の『フォースの覚醒』ですが、時系列的にみれば、3~4の間に入るということになるんでしょうか?
いいえ、違います!
実は、『フォースの覚醒』以降は、旧作以降という流れになります。
ようするに。
まずは新作の『ファントム・メナス』~『シスの復讐』まで。
次に、『新たなる希望』~『ジェダイの帰還』まで。
そのあとに『フォースの覚醒』ですね。
時系列的にいうと、一番最近の出来事ということでしょうか。
しかしまだ明確な情報がないため、あくまで予想の時系列とさせてもらいます。
スターウォーズシリーズのおすすめをご紹介!
ここからは筆者の好みを記載させて頂きます。笑
スターウォーズシリーズで最もインパクトが強いのは、旧作では『新たなる希望』、新作では『シスの復讐』ですね。
つまり、いちばん最初と終わり(『フォースの覚醒』を除く)ということです。
『新たなる希望』は、ジェダイの騎士が滅亡し、銀河帝国による圧政に苦しめられている銀河系が舞台。
反乱同盟軍のスパイが、銀河帝国が擁する「デス・スター」の設計図を盗み、銀河帝国皇帝のパルパティーンが、忠実な部下、ダース・ベイダーへ、設計図を奪い返し、反乱同盟軍のアジトを発見するよう命じます。
よく勘違いされますが、ダース・ベイダーは皇帝ではないんですね。
さて、反乱同盟軍のレイア・オーガナ姫が、銀河帝国軍に捕まってしまいます。
レイア・オーガナ姫はオビ=ワン・ケノービに助けを求め、R2-D2にメッセージとデス・スターの設計図を渡し、R2-D2はC-3POと共に船から脱出。
こうして、レイア・オーガナ姫奪還のための銀河帝国軍との戦いが始まります……。
『シスの復讐』は、時間は遡行し、銀河共和国が優位に戦っていた銀河系が舞台。
のちに銀河帝国皇帝となるパルパティーンが独立星系連合軍に捕まってしまいます。
オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーは、パルパティーンが捕まっている敵艦に入り、ドゥークー伯爵と戦闘し、勝利します。
さて、帰還したアナキン・スカイウォーカーは妻のパドメ・アミダラが懐妊していることを知ります。
一方、ジェダイ評議会は、パルパティーンが権力を長期間掌握していることを懸念していました。
ジェダイ評議会はパルパティーンと仲がいいアナキン・スカイウォーカーをスパイにしようとしますが、彼のジェダイ・マスターへの昇格を認めなかったため、アナキン・スカイウォーカーは反発。
これがアナキン・スカイウォーカーのパルパティーンへの傾倒につながっていくのでした。
ここから先はネタバレになるので言えません。
多くの人がご存知でしょうが、念のため……(笑)
まとめ
『スターウォーズ』シリーズは、単なるスペースオペラではありません。
かなり複雑な思想などに彩られた世界観なのです。
公開前は、三流映画になるだろう、と評する人たちも大勢いました。
それがここまでなったのは、こうした壮大なスケールや哲学があってこそのもの。
新作も要チェックでしょう!
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