1991年、25歳のときに大ヒットドラマ「東京ラブストーリー」でヒロインを演じてから四半世紀。
50歳目前の鈴木保奈美が、18年ぶりの連ドラ主演で同世代を応援するそうです。
「ノンママ白書」は、子供を持たずに生きる「ノンママ」になったアラフィフ女性たちの物語です。
鈴木保奈美が演じるのは、バツイチで子供がいない広告代理店勤務の49歳の玲子。
男女雇用機会均等法施行後の1989年に入社し、会社初の女性管理職昇進がかかる50歳目前のキャリアウーマンだが、ワーキングマザーが台頭する時代、会社や世間に振り回されながらも孤軍奮闘します。
90年代に一世を風靡した鈴木保奈美は、98年にとんねるずの石橋貴明(54)と再婚して3女を出産しました。
99年から子育てに専念し、2008年に復帰、主人公のように激動の時代を生きてきました。
約18年ぶりの主演の「ノンママ白書」ですが、気になるキャストは誰なのか、あらすじを含めてご紹介します。
「ノンママ白書」キャスト一覧
主演 鈴木保奈美(土井玲子役)
高橋克典(本城司役)
内山理名(野村佳奈役)
南沢奈央(塚本梨々花役)
渡辺真起子(葉山佳代子役)
三浦祐太郎(佐竹誠役)
現在発表されているのはこのキャストの皆さんです。
これから随時発表されると思います。
相関図とあらすじ
鈴木保奈美が演じるのは、東京の中堅広告代理店勤務の土井玲子です。
クリエイティブ畑で活躍している、49歳、バツイチ、子無し。男女雇用機会均等法が施行されたばかりの1989年入社組、つまりコキン法第一世代。
コキン法と共に男性社会で生きてきた――と言っても過言ではない。
「女性が男性と肩を並べて働ける時代になりました!後輩のお手本となりなさい!」と国や世論からも背中を押され社会に飛び込んだものの、長い歴史ある男性社会の中で、冷たい目や理不尽な仕打ちに耐えながら、一生懸命泳いできました。
徐々に女性も会社にとって必要不可欠な存在だと認識されるようになり、大きなプロジェクトも任されるようになっていきました。
そんな20代30代を土井は無我夢中で駆け抜けました。
――結果、子どもは産んでいません。
なぜなら、当時は仕事も出産も両方選べる時代では無く、仕事か出産か二者択一の時代だったからです。
ところが時代は移り変わり、少子化ストップの波が押し寄せてきました!
国や世論は「女性たちよ、仕事もしながら、子どもを産み育てなさい!」という風潮に。
つまりワーママ(ワーキングマザー)推進の強風が吹いてきたのです。
土井のようなノンママ(=子供を産まないという選択をした女性)は、非常に肩身の狭い想いをしながら生きています。
にも関わらず、国は「女性管理職を誕生させよ!」と更に勝手なことを言い出す始末…。
そのモデルタイプはもちろんコキン法第一世代の女性たちです。
マタハラ・逆パワハラ・子無しハラスメント――次々と新しい問題が生まれるものの、未だ解決策が見つからない社会。
上からは抑えられ、下からは突き上げられ、男性からは煙たがられ、女性からは敵視される会社内・・・。
そんな四面楚歌の中で土井は、働き、苦悩し、孤独と闘い、そして恋もします―――
同世代女性も、将来のアラフィフ女性も、苦しいけれど輝き続けるアラフィフヒロイン・土井玲子に、必ず共感します。
まとめ
ドラマ「ノンママ白書」について、まとめてみました。
ノンママ白書は2016年8月13日より午後11時40分から放送されます。
鈴木保奈美さんにとっては18年ぶりの主演で、この役をリアルに演じきれるのは彼女しかいないと書かれていました。
脇を固めるキャストの皆さんもアラフィフの方で、鈴木保奈美さんとは同年代です。
そして、相関図に敵?味方?と書かれていたジャニーズの浜田さんは若い女性たちからの支持が熱く、ツイッター上でも話題になっています。
大人だけでなく、子供も楽しめるドラマになっているのでしょうか。
おそらく、親子で観るという家族もでてくるかもしれませんね。
今回放送される「大人の土ドラ」ですが、実は昼ドラが廃止されて土曜の深夜枠ドラマの制作を移管したため2016年4月から「大人の土ドラ」として制作されるようになったそうです。
内容はやはり、深夜よりになっていますが構成的には昼ドラに沿った感じでもともと昼ドラを観ていた人には楽しめる内容になっているのではないでしょうか。
現在放送されている同じ時間帯の「朝が来る」では、とんねるずの木梨憲武さんの奥様「安田成美」さんも出演されています。
同じ枠、そして次の引継ぎがある意味「同志」である、とんねるずの奥様同士で交替とは、縁を感じたことでしょう。
現代の課題である女性の社会進出問題や、子供を持たずに働き続ける既婚女性のリアルをどのように放送していくのでしょうか。
ドラマ「ノンママ白書」は、8月13日より放送開始ですので、是非ご覧ください!!
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