NHK連続テレビ小説といえば、国民的ドラマで、毎朝この時間帯を軸に朝の仕事やタイムテーブルを設定する主婦や老年代が多く、ヒットすれば大ニュース、ヒットしなくてもニュースになる日本国民が常に気にしているドラマ枠だと言っても過言ではないと思います。
そのNHK連続テレビ小説の2017年後半から2018年にかけて放送予定のNHK連続テレビ小説「わろてんか」について、おおよそのあらすじやキャストについて判明してきていますので、「わろてんか」のの意味やあらすじキャストについて調査して見ました。
「わろてんか」の意味について
そもそもこのドラマは、あの吉本興業創始者の「吉本せい」をモデルとした話だそうです。
吉本興業といえば、なく子も笑うお笑い集団事務所です。
今更言わずもがなですが、桂文枝、明石家さんま、ダウンタウン、ナインティナインなどの多くの人気タレントが所属する、あの大阪が誇る巨大事務所です。
その事務所の創始者の話をドラマ化したわけです。
お笑い芸人が所属する事務所ですから、「わろてんか」とは、大阪の方言で「笑ってください。」「笑って欲しい」という意味があるそうです。
吉本興業は明治45年、大正元年に設立された会社です。
明治!?とお思いますよね。
もう歴史の教科書でしか見ないようなむかーしに設立された会社のようです。
もっとも、このころの日本国民に「笑ってください」というふうに考えるあたりが、現在も続く超巨大事務所を作るきっかけになったのかな推測されますが、実際にその内容が気になるところです。
「わろてんか」のあらすじについて
ドラマの舞台は、明治後期の日本、大阪です。このころの大阪はとても景気が良くて活気付いていました。
「大阪は天下の台所」と言われたのは江戸時代ですが、その活気を持ち続けるほど活況だった時代をベースに物語は進んでいきます。
主人公の藤岡てんは、京都で古くから続く薬種問屋「藤岡屋」の長女として生まれました。
てんの父親は大変厳しく、「人前で笑うな」と言われ続けていました。
しかし、一方のてんは、生まれながらの笑い上戸。
これでは、父親とは、うまくいきませんね。
そんな時、てんは、北村藤吉に出会います。
芸能好きの藤吉は、てんに「笑いは人を幸せにする力があるクスリや」と話します。
薬種問屋「藤岡屋」の長女に「笑いは人を幸せにする力があるクスリや」というアプローチ。
さらにてんは、笑い上戸。二人は、惹かれあい、恋に落ちます。
これは当然の流れですね。
あとでキャストに触れますが、二人の様子が今から目に浮かび、ニヤリとしてしまいます。
ここを「お涙頂戴」で描くかどうかは不明ですが、とても期待が高まりますね。
そんな藤岡てんと北村藤吉が親の反対を押し切り、半ば駆け落ち同然で結婚をするのでした。
笑いを愛し、笑いに愛された男「北村藤吉」。
イエーーーイといったところでしょうか。
(すみません話を戻します。)
そんな、笑いを愛する二人ですが、困難が襲いかかります。
「藤吉は芸能が好きすぎて家業を傾かせてしまった」のです。
ピンチです。
家業を傾かせるということは経営こんなな状況に陥るわけですから、笑いを大事にするあまり、経営能力には乏しかったと推測できます。
しかし、そんな藤吉を助けたのが、藤岡てんでした。
てんは、「笑い」を商売にしていこうと考えます。
大阪中の人だけでなく、日本中の人を笑わせようと考えるわけです。
そしてそれをビジネスにしていこうという狙いです。
その後吉本興業が現在も続く大きな会社になるわけですから、今のように大きな会社になるまでの創世期にどのようなことがあったのかが描かれるのだと思います。
「わろてんか」のキャストについて
それでは、キャストを確認していきましょう。
藤岡てん(ふじおか てん)–葵わかな※生まれながらの笑い上戸。京都で古くから続く薬種問屋「藤岡屋」の長女。
北村藤吉(きたむら・とうきち) – 松坂桃李 ※大阪船場の米穀商の跡取り息子。てんに「笑いは人を幸せにする力があるクスリや」と教える。
武井風太(たけい・ふうた) – 濱田岳※てんの従兄。薬種問屋「藤岡屋」で使用人として働き、てんに想いを寄せる。
伊能 栞(いのう・しおり) – 高橋一生※青年実業家。てんの結婚相手になる予定。
藤岡儀兵衛(ふじおか・ぎへい) – 遠藤憲一※てんの父親で薬種問屋「藤岡屋」の当主。
藤岡しず(ふじおか・しず) – 鈴木保奈美※料理が得意なてんの母親。
藤岡ハツ(ふじおか・はつ) – 竹下景子※てんの祖母で「藤岡屋」の伝統を大事にする厳しい性格。
藤岡新一(ふじおか・しんいち) – 千葉雄大※てんの兄で小さいころから病弱。病気を治す研究のためドイツ留学を目指す薬学科の学生。
藤岡りん(ふじおか・りん) – 堀田真由※常に笑顔のてんの妹。
トキ – 徳永えり※「藤岡屋」の従業員で、てんの身の回りを世話する。
葵わかなは、スターダストプロモーション所属の女優で、「これから」を期待される人材ですね。
主演を勝ち取っただけにこれからの活躍は間違い無いと思います。
それにしても、さすがは朝の連ドラ。
すごい顔ぶればかりですね。
特に脇を固めるキャスがすごい!
松坂桃李、濱田岳のコンビはあれ?日本テレビの視覚探偵で見かけたコンビですね。
ここで注目すべきは、遠藤憲一、鈴木保奈美、竹下景子です。
この顔ぶれが葵わかなの脇を固めるとなると、ドラマ自体がしっかり締まりそうです。
個人的には鈴木保奈美の演技が見られることが嬉しいです。
さらに今、若い女子の間で大人気の千葉雄大を起用するあたり、NHKもあ押さえるところを押さえるな、という印象でしょうか。
まとめ
「吉本興業は大きくなる。」というゴールを私たちは知っています。
水戸黄門と同じで結果が分かっているドラマは見やすいです。
その「結果が分かっている」範囲で繰り広げらる展開に視聴者のドキドキ感やワクワク感をどのくらい盛り込めるかがヒットの鍵になりそうです。
5月にクランクインしたという噂のドラマですが、今から放送開始が楽しみです。
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