第76回アカデミー賞長編アニメ賞を受賞し、日本国内でも興行収入110億円の大ヒットを記録した映画『ファインディング・ニモ』の続編『ファインディング・ドリー』が日本でもいよいよ公開されることになりました!
メガホンは前作と同じく、アンドリュー・スタントンが取るようです。
オーストラリアのグレート・バリア・リーフを舞台に、行方不明になったカクレクマノミのニモを捜すため、ニモの父マーリンとナンヨウハギのドリーが出掛けた果てしない冒険の旅を描いたのが前作です。
続編となる今作では、カリフォルニアの海岸に舞台を移し、前作の1年後の物語を描くそうです。
前作はニモが主役だったのに対して今作では一緒に冒険してきたドリーが主役になった物語みたいですね。
ドリーといえば、ニモが慎重な性格に対して、陽気で何事にも恐れない。そしてちょっと忘れん坊な性格。
前作を超えるクオリティーが要求される続編ですが、どのくらいおもしろいのでしょうか。
気になるファイディングドリーの声優は誰なんでしょうか!
そして、ファイディングドリーのあらすじと公開日も調べていきたいと思います。
ファイディングドリー 声優一覧
ドリー役に室井滋さん、マーリン役(ニモのお父さん)に木梨憲武さんが前作に続いて声優をされています。
そしてその他にも今作ではデスティニー役に中村アンさん、ハンク 役に上川隆也さんが出演されているそうです。
声優陣がとても豪華で見ごたえがありそうですね!
ファイディング・ドリー あらすじ
『ファインディング・ドリー』では前作から1年後を舞台に、クマノミの親子マーリンとニモ、そしてナンヨウハギのドリーが再集結します。
ある日ニモの遠足に付いて行ったドリーが、マンタの群れを見て自分の家族のことを思い出すところからスタートし、ドリーたちはその記憶をたどり太平洋を渡る旅に出ます。
また今作で初登場するドリーの両親がいる研究所の新しい仲間たち、脱走したがりで短気なタコやいじわるなトドなども登場するようです。
実は…製作段階では水族館が舞台となることについて賛否両論が挙がっていたそうです。
というのも追い込み漁によって捕獲されたシャチやイルカが水族館で飼育されていることに対する批判が社会的に膨らんでいたからとのこと。
特にピクサーのスタッフがアメリカで話題になったシャチについてのドキュメンタリー映画「ブラックフィッシュ」を見たことが影響したそうです。
それでも最終的には水族館で問題なしとする決断が下され、前述のストーリーに落ち着いています。
しかしながら劇中、カリフォルニアの海ではゴミが散乱する様子が描かれるなど、海や生物を大切にしない現代社会を間接的に映し出しているシーンも見受けられたそうです。
それ以外にもピクサーは「様々な隠しメッセージを物語の中で暗に視聴者に伝えているに違いない」と見た人は語っているそうです。
海外での評価は!?公開日は?
6月17日に全米で公開され、初日だけでなんと約5000万ドルの興行成績を記録したそうです。
これは初日だけの記録ではミニオンズの4600万ドルを超えるアニメ史上最高額だとか…。
このままいけば「アナと雪」、「ミニオンズ」、「トイストーリー3」のトップ3を脅かす作品になるかもしれません!
前作から世界を広げたというより、ストーリーの続きを作ったという感じで、大成功というほどの作品ではないけれども、成功はしている。
ファインディング・ニモから13年も経ったのに、苦労して作った作品という感じではなかった。
「感動の要素や海に対する畏敬、アニメーションのカラフルさと細かさが純粋で時間を忘れさせてくれるストーリーに寄与している」
海外で一足早く観た方の意見を拾ってきました。
面白い、感動したといった意見が多くて期待できそうですね。
日本での公開日は2016年の7月16日になっています!
海外が先行になっていますのでお間違えないようにしてください。
まとめ
前作と同じ監督、アンドリュー・スタントンさんですので今作も十分期待できると思います。
海外でも一足はやく公開されていますが1日目の興行収入がミニオンズを超えているというのですから驚きました。
時期的にも初夏ですので、お出かけの際に映画館で涼しげに見るのにはちょうどいいかもしれませんね!
前作のニモでも、主人公のニモと一緒に冒険をしていたドリー。
キャラクターも人気ですので見ごたえはあるでしょう。
新しいキャラクターたちもでてきて、前作以上ににぎやかになっているそうですよ。
観る人に夢と感動を与えてきたディズニー作品ですが、決して非現実的なだけじゃなく現代の環境汚染や海や生物を大切にしない人間に対してアニメの中でも訴えかけてきています。
そこがまたディズニー作品の良さであり、観る人の心を打つものになっていくのだと思います。
7月14日から全国ロードショー開始です!
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