始まったばかりのNHK連続テレビ小説の『あさが来た』。
今もっとも話題の女優のひとりの波瑠さんをヒロインに迎え、視聴率も絶好調の模様です。
ここでは、『あさが来た』の視聴率がなぜ高いのかについて、感想や評判とともに、まとめてみました。
『あさが来た』のあらすじ
江戸時代末期。
京都の豪商の今井家に生まれた「あさ」は、賑やかな性格の少女。
しかし、女性であるために学問を許されないこと、親から勝手に結婚を決められることに反発していきます。
そんな彼女に、許婚の白岡新次郎は、算盤をあげます。
あさはやがて、婚約の経緯を母から聞いて、当初抱いていた新次郎への印象を変えていくのでした。
やがてあさは、父から算盤を習うことを許されますが、結果、彼女は才能を発揮し、見る見る間に上達していきます。
そして、成長したあさは、祝言を済ませ、白岡家に嫁入りします。
が、新次郎は放蕩三昧……。
新生活に失望するあさでしたが、一方で、店の人々とはなかよくなって、経営も学んでいきます。
そして、あさは頭角を現していき、後に、日の出女子大学創設者として、歴史に名を残すことになるのでした……。
『あさが来た』の視聴率がなぜ高いのか?
『あさが来た』は、さすがに『あまちゃん』には及びませんが、それでも高視聴率!
最近のNHK連続テレビ小説は、高視聴率が多めですが、これは作品が優れていることの証ですから、NHKにとっても、視聴者にとっても良いことですよね。
では、なぜ、『あさが来た』は、視聴者から支持され高視聴率を維持しているのでしょうか?
考えられる理由は、女性がたくましく成長し、教育者・実業家として大成するという、奮闘&立身出世のストーリーの魅力がまずひとつ。
そしてもうひとつは、女優の波留さんへの期待感ではないでしょうか。
主人公の「白岡あさ」は、実在する教育者・実業家である「広岡浅子」がモデル。
この女性は、「日の出女子大学」のモデルとなった、現在の「日本女子大学」の創始者です。
一方の波留さんは、『セブンティーン』の専属モデルとして活動後、映画『恋空』やドラマ『恋空』で、女優としてブレイク。
その後、『non-no』専属モデルとなり、2014年には、『おそろし〜三島屋変調百物語』でドラマに初主演。
女優として、今後が非常に楽しみな人です。
また、どちらかといえば、これまで主役よりは端役が多かったため、主人公のあさとダブってみえたのかもしれませんね。
こうしたことも視聴者の心理に影響し、『あさが来た』全体の高視聴率に繋がっているものと考えられます。
『あさが来た』の感想や評判まとめ
では、そんな高視聴率な『あさが来た』への感想や評判はどうなっているのでしょうか。
『あさが来た』に対する、ネット上の評判は上々のようです!
それではさっそく、おもだった評価する感想を見ていきましょう!
「語りがベテランアナウンサーであることも、耳障りがいい」
「大河越え、前期朝ドラ越え必須」
「ホントに毎日が楽しみなドラマ」
いずれも、大変な絶賛ぶりですね!
また、「友近目線のコラムをホームページに作ってほしい」といった、ユニークなご意見もありました。
さらにはこんな感想も……。
「裏話で衣裳にお金を掛ける分、セットは使い回しをして予算を合わせてるらしい」
「涙ぐましい裏方の努力と俳優陣の本気度」
スタッフの方々へのあたたかい思いやりですね。
めずらしいですね、こういうものは。
「それにしてもヒロインの波瑠さん、お仕事大変なのに、凄く顔色がよく元気そうだったねえ。見てるほうが嬉しくなった。
高視聴率が自信になったのかな。波に乗っている感じ。」
といった、『あさが来た』としてのドラマだけでなく、ヒロインの波瑠さんを絶賛する感想もありました。
まとめ
『あまちゃん』『まれ』『あさが来た』など、最近の連続テレビ小説は「アタリ」が多いですね。
連続テレビ小説も、アタリとハズレって、案外、差があるものです。
また、時期によっては、低視聴率作品が続くことも……。
まだ、開始したばかりで未知数ですが、今後もこの調子で進んでいってくれるといいですね。
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