2018年10月期ドラマが1年半ぶりに復活
2018年10月期ドラマとして織田裕二さん主演で放送されたフジテレビ月9ドラマのSUITSですが、2020年4月期の同じ枠で放送されることになりました。
フジテレビの月9ドラマといえば1987年4月から134作品を放送し、135回目にあたります。
シーズン1は初回の平均視聴率は14.2%で、好調のまま幕を閉じることになり続編の登場が期待されていたものです。
ラストシーンは甲斐が大輔に対して2年間のボストン留学を勧めることで終了し、中途半端な状態で幕を閉じました。
そして1年半の時を超えて2020年4月にシーズン2が放送されることになり、装い新たに帰ってくることになり注目されるところです。
前作と同様に主人公の甲斐正午役を織田裕二さんが務め、日本の4大法律事務所の1つの幸村上杉法律事務所のシニアパートナーとして1、2位を争うほどの敏腕弁護士です。
自他ともに認める優秀で頭がきれますが、非常に傲慢など性格に問題があります。
アソシエイト弁護士として働く天才青年の鈴木大輔役は中島裕翔さんが務め、シーズン2では前作の最後のシーンで甲斐に勧められてボストン留学して東京に帰国して幸村上杉法律事務所でパディを結成します。
青臭い正義感を持ち誰にでも言いたいことを言い、前作でも高く評価されたナチュラルな演技力は健在でどのような展開になるか注目されるところです。
アメリカでも放映されている人気の作品
SUITSといえば2011年から現在に至るまでアメリカでも放映され、リーガルドラマとしても人気の作品です。
元女優のメーガン妃が最後の出演をした作品としても有名で、タイトルの由来は背広と訴訟のスーツをかけています。
仕事ができるイケメンのエリート弁護士がオシャレなスーツを着こなし、仲間と励ましながらさまざまな問題を解決するストーリーです。
魅力はハーバードロースクール出身のエリートしか採用しない弁護士事務所が舞台で、訴訟の攻防戦が繰り広げられ、ハーヴィーとマイクの関係が見どころで、弁護士が活躍する訴訟ドラマが好きにな方に興味を持ってもらえます。
企業買収の話題もところどころ出てくるため、どのような展開になるかワクワクすること間違いなしです。
アメリカ版の原作では主役のハーヴィーはガブリエル・マクトさんが演じます。
出演実績はビバリーヒルズ青春白書やSEX AND THE CITYで、父親のスティーブン・マクトさんも俳優でシーズン4でハーバード大学ロースクールのジェラード教授役として親子で共演するなどユニークです。
相棒のマイクを演じるのは、パトリック・J・アダムスさんでコールドケース 迷宮事件簿、LOST、NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班などに出演しています。
一方、プリティ・リトル・ライアーズのスペンサー役のトローヤン・ベリサリオさんは奥さんで第1シーズンの第5話で共演しました。
日本版は配役がアメリカ版に忠実!
SUITSの日本版は2018年10月期ドラマで月9枠で放映され、主演の織田裕二さんと鈴木保奈美さんが東京ラブストーリー以来27年ぶりに共演したことでも話題になりました。
ハーヴィーは甲斐正午になり、織田裕二さんがその役を演じています。マイクは鈴木大輔になり、HeySayJUMPの中島裕翔さんがその役を演じます。
ちなみに、2人のイケメン弁護士に負けずに女性陣も華やかでスタイリッシュで、大手法律事務所のトップであるジェシカはジーナ・トレースさんが務め、日本版は鈴木保奈美さんになります。
また、秘書のドナ役はサラ・ラファティさんが務めて日本版は中村アンさんです。
一方、弁護士を目指すレイチェル役はメーガン・マークルさんが園児、日本版は新木優子さんと個性的です。
以上のように、配役も原作に忠実で興味深く楽しめ、出演者のファッションにも注目されます。
SUITSのシーズン1の各話のストーリー
第1話
SUITSのシーズン1の第1話は幸村上杉法理事務所に所属する敏腕弁護士の甲斐正午は企業の買収合併や企業間の戦略的提携など金になることを手掛け、傲慢な性格で勝つために違法すれすれの手段を使うこともありました。
幸村チカは幸村上杉法理事務所の代表弁護士で、聖澤真琴は敏腕弁護士の娘で有能なパラリーガル、甲斐の秘書で頭脳明晰な玉井伽椰子、甲斐をライバル視する弁護士の蟹江貢が事務所に所属しています。
甲斐は事務所の稼ぎ頭でチカは昇格の条件として若手弁護士のアソシエイトを雇うように命じ、気乗りしないものの受け入れました。
鈴木大輔はその日暮らしのフリーター生活を送りさまざまな業種の替え玉受験にも手を染めていましたが、甲斐は頭脳明晰や記憶力に興味を持って採用しました。
第2話
第2話は甲斐はクライアントのいろは銀行の佐藤哲平から内部告発を受け、その内容は部長が預金を不正に水商売の女性に貢いでいることでした。
大輔は甲斐の命令で無料法律相談会の仕事に取り組み、勤務する病院の院長に愛人にならないか誘われたが断りそのために看護師の河瀬今日子が解雇され相談を受けました。
大輔は法廷で闘うように告げて甲斐にも報告するものの反対されましたが、相手が東都医科大学病院院長だと知ると先方に連絡するように命じました。
甲斐はスキャンダルを嫌って示談に応じるはずだと読んでいました。
第3話
第3話は甲斐は大輔が一緒にクライアントの元に行きたがりましたが、必要ないと言い放たれ真琴に仕事がほしいと愚痴をこぼすと蟹江が外に連れ出しました。
甲斐は社長が急死した老舗時計メーカーを訪れ、取締役と社長の娘が葬儀を巡って揉めていました。
大輔は総合格闘技の道場で蟹江の相手を務め、そこに世界のゲームメーカーのCEOが来て同期の大輔を利用して自分を売り込むことでした。
大輔は最初は困惑しますが、ゲームをきっかけに意気投合しました。
一方の甲斐は取締役会で安楽が新社長に任命される前に、他の候補を探そうと動き出していました。
第4話
第4話は甲斐が東大法学部教授の退職を祝う会に出席し、大手ファームに所属する後輩弁護士に再会しました。
一方の甲斐の目的は訴訟を起こされた製薬ベンチャーの情報を得ることで、なぜならその代表とチカがデートした姿を偶然目撃していたためでした。
大輔は蟹江が主催するクイズ大会で同じアソシエイトの館山と決勝戦に臨みますが敗れました。
翌日に甲斐はチカからナノファーマーを助けるよう命じられ、代表はチカの元夫でした。
大輔は春日の弁護を任され、春日はマンションの管理が悪いためにペットが亡くなって仕事を辞めたと出張し家賃を滞納し法定で戦うことになりました。
甲斐は被害者の会の弁護士に見舞金を支払うことで和解したいと提案しましたが。
第5話
第5話は幸村上杉法理事務所で上半期の決算報告会が行われ、甲斐は扱った案件数は蟹江のほうが上でしたが売上はNo.1でチカは二人に商品を手渡しました。
一方の大輔は悪友が傷害事件を起こして逮捕されたと知らせを受け、祖母が転倒して怪我をしたと嘘をついて向かおうとしましたが甲斐は個人で契約する車を使うように指示しました。
大輔は警察署に向かったものの運転手が追突事故を起こし、そのトラックの運転手は甲斐がいるのか訪ねます。
大輔は悪友の身柄を引き受け、その悪友はマンションや車を失って借金を抱えていました。
甲斐は事故現場を離れて嘘をついた大輔を避難し、悪友との関係を決着するよう命じましたが。
第6話
第6話は甲斐はチカから内海財団の会長を紹介され、彼女はインドネシアの発電所建設に20億円を投資していました。
しかし、計画が頓挫し回収したいようで、チカは甲斐に蟹江と組んで対処するよう指示を出します。
蟹江は大輔に内海の資産をあぶり出すように命じ、そこに来た甲斐は別荘が入ったと大輔を連れ出しました。
アテナリゾートの社長は甲斐に相談を持ちかけ、社長の娘は会社に侵入し1億円以上を会社から別口座に移していました。
大輔は社長の娘に会いに行くと父が不都合なデータを隠し、小さな島にホテルを建てたことが許せないようでした。
第7話
第7話は甲斐がクライアントの社長に会いに行き、ここ10年で13のホテルを建てていました。
そこに大手ホテルの社長から合併の提案があり、代理人弁護士は大手ファームに移籍した木次谷でした。
大輔は受験恐怖症に悩む真琴に協力を申し出、試験対策をしていました。
幸村上杉法理事務所では新人弁護士の採用面接が行われ、大輔は自分が替え玉受験をしていた日向子がいて驚きました。
大輔は甲斐からKJOグループを調べるよう命じられ、タイに保有するホテルでストライキがあったことを伝えられます。
甲斐は大輔を伴いセイントを訪れますが、代表が真琴の父であったことを知りました。
第8話
第8話は甲斐は大輔と真琴とともに烏丸建設を相手に集団訴訟を行い、有害性塗料による健康被害を訴えました。
しかし、一審で原告団の要求を棄却され、代表の水原や佐藤から話を聞きました。
甲斐はスキャンダルが原因で廃業まで追い込まれたことを知り、大輔に後輩が代理人になった過去の裁判を徹底的に調べるよう指示しました。
後輩は原告団の情報を含む社外秘の資料を持っていたため、チカは蟹江に調査を命じました。
第9話
第9話は13年前に起きた殺人事件に対し、最高検の監査指導部の澤田が甲斐のもとに来ました。
澤田は甲斐の後輩で最高検次長検事の不正への捜査協力を求められ、甲斐の恩師のため取り合いませんでした。
チカは大輔の素性を知り、警察に突き出すように言いますが甲斐は表ざたになればファームは終わりだと言いました。
澤田は柳が証拠隠しをした事実を証言するように迫り、甲斐の弁護士資格の剥奪をほのめかしました。
最終話
最終話は甲斐は澤田から資料を提供され、検事時代に担当した殺人事件が冤罪だと知りました。
上司の柳が証拠隠しを行い、甲斐は犯人の再審請求をすることを要求しました。
甲斐は四面楚歌になりますが、大輔とともに再審請求に向けて苦闘します。
甲斐は失敗すれば弁護士を辞める覚悟で、大輔は無資格がチカにバレて最後の案件だという覚悟で臨みますが果たして結末は・・・。
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