2020年のJリーグのスケジュール
2020年は東京オリンピックの関係で期間中は休止するため、J1は18チームあり2月21日金曜日から12月5日まで全34節が開催されます。
一方のJ2は22チームあり、2月23日祝日から11月22日まで42節の開催です。
J3リーグは19チームで3月7日から12月13日まで38節で、それぞれ開催期間や試合数が異なります。
ルヴァンカップはJ1の18チームとJ2の最大2チームで行われ、日程は以下のようになっています。
グループステージは第1節が2月16日、第2節が2月26日、第3節3月4日、第4節が4月8日、第5節4月22日、第6節が5月6日で、プレーオフステージは第1戦が5月27日、第2戦が6月17日になります。
その後はプライムステージが行われ、準々決勝は第戦が9月2日で第2戦は9月6日、準決勝は第1戦が10月7日、第2戦が10月11日、決勝が10月24日です。
J1参入プレーオフは1回戦が11月29日で2回戦が12月6日になり、決定戦は現在のところは未定です。
スケジュールは以上のように今年は東京オリンピックが開催され、7月23日から8月8日まで中断期間が設けられ史上で最も早い開幕です。
注目されることはオリンピックの出場選手がどのように選ばれ、去年の覇者の横浜Fマリノスがどのように活躍しMVPの仲川輝人選手のように小さい体でも活躍できることを示せるような選手が出てくるかになります。
2019年から2020年までの移籍情報
Jリーグといえば毎年のように大きな移籍があり、ある程度の実力を積めば海外に挑戦する傾向があります。
また、監督の交代なども注目され、惜しくも優勝を逃した鹿島アントラーズでは大岩剛監督からザーゴ監督に代わり、J2で圧倒的な力で優勝した柏レイソルはネルシーニョ監督が務めます。
今年は大半のチームで監督はそのまま引き継ぎ、間一髪でJ1に残留した湘南ベルマーレは浮島敏監督が指揮を執ります。
また、Jリーグといえば選手の移籍が注目され、個人的に注目するポイントは以下のようになります。
森脇良太選手は浦和から京都、水沼宏太選手はセレッソ大阪から横浜マリノス、李忠成選手は横浜マリノスから京都、相馬勇紀選手は鹿島から名古屋に復帰、昌子源選手はフランスからガンバ大阪、小池裕太選手は鹿島からセレッソ大阪、福田晃斗選手は鳥栖から湘南ベルマーレ、知念慶選手は川崎から大分、オナイウ阿道は大分から横浜マリノスです。
優勝した横浜マリノスでは横浜一筋で長年チームを引っ張ってきた栗原勇蔵選手が引退しました。
個人的に気になった動きはフランスから日本に戻り、古巣の鹿島ではなくガンバ大阪を選んだ昌子源選手が今年のオフのサプライズです。
一方のJ2では降格した松本山雅FCは反町康治監督から布啓一郎監督に代わり、宮阪政樹選手を群馬に、守田達弥選手を鳥栖に出しています。
昇格できなかったかつての王者のジュビロ磐田は杉本大地選手を横浜マリノスから獲得し、川又堅碁選手をジェフ千葉、大久保嘉人選手を東京ヴェルディに出し太田吉彰選手は去年引退しました。
3位ながらプレーオフで敗れて昇格できなかった大宮は高木琢也監督はそのままで、大前元紀選手を群馬に出しました。
かつての日本代表の矢野貴章選手は新潟から栃木に移籍しました。
亀岡市に新しいスタジアムを建設した京都は中田一三監督から實好礼忠監督に代わり、横浜マリノスから李忠成選手、浦和から森脇良太選手を獲得し、藤本淳吾選手をガンバ大阪に出し田中マルクス闘莉王選手は引退しました。
レノファ山口FCでは元日本代表の坪井慶介選手が引退し、ギラヴァンツ北九州では本山雅志選手が契約満了で動向が未定です。
以上のように、去年は元日本代表の選手の引退もあり、今年はガンバ大阪の遠藤保仁選手と川崎の中村憲剛選手がともに40歳を迎えどのような活躍をし影響を与えるか見どころです。
個人的に注目するチームと選手
去年は横浜マリノスの優勝で幕を閉じましたが、今年は同じ横浜を本拠地にする横浜FCが昇格してきたため注目しています。
横浜FCは今年42歳になる経験豊富なベテランの中村俊輔選手が在籍し、横浜マリノスは古巣になります。
また、53歳を迎える三浦知良選手も現役で、アスルクラロ沼津には同じ年の中山雅史選手もいるため目を離せないものです。
去年は大分トリニータのように昇格して序盤は一気に躍進したチームもあり、柏レイソルが同じような快進撃をするかが見どころになります。
Jリーグは毎年のように番狂わせが起きやすく、今年はオリンピックもあり開幕が早くなるなど変わったスケジュールです。
また、ベストヤングプレーヤーに選ばれた川崎の田中碧選手が日本代表デビューを果たし、中村憲剛選手のあとを引き継げるかが鍵になります。
その川崎も終盤は力尽きて横浜マリノスとの直接対決で引導を渡したことになり、神奈川ダービーがどのようになるか見どころです。
FC東京は最終的に横浜マリノスに競り負けた形になりましたが、今年はなんとしてもリベンジしたいという意気込みがあるように感じます。
快進撃の立役者の久保建英選手がシーズン途中に海外移籍をしましたが、室屋成選手などが日本代表にデビューしました。
浦和は終盤は大きく低迷しファンのブーイングを浴びてしまいましたが、今年はどのように巻き返せるか見どころです。
J2では2年連続3位ながらプレーオフで敗退しJ1の夢を絶たれた大宮ですが、高木琢也監督のもと大前元紀選手が移籍しましたが1位か2位に入って昇格できるようにしてほしいものです。
また、徳島ヴォルティスも最後の最後でJ1の道を絶たれましたが、そのリベンジを果たせるかに注目しています。
以上のように、J1とJ2を自分なりに分析してみましたが、次は優勝予想をしていきたいと思います。
私の優勝予想と注目の選手
私の優勝予想は意表を突いてガンバ大阪にします。
ガンバ大阪は長年Jリーグと日本代表を牽引し、史上最高の選手と言って過言ではない遠藤保仁選手が40歳を迎えフランスから昌子源選手を獲得しました。
また、宇佐美貴史選手が遠藤選手に次ぐ看板選手になり、宮本恒靖監督のもと優勝する可能性がありそうです。
セレッソ大阪も去年は終盤に躍進しましたが、ガンバ大阪も前半は苦しんだものの後半は盛り返してきたため大阪ダービーは盛り上がれそうです。
優勝争いのライバルはそのセレッソ大阪をはじめ、去年の覇者の横浜マリノス、FC東京、鹿島などが挙がります。
ただし、Jリーグは何が起きるか分からないもので、予想外の展開になることも多いです。
J2から昇格した柏レイソルや経験豊富なベテラン選手がいる横浜FCなども要注意で、スケジュールのオリンピックで中止される期間もあり少なからず影響すると思われます。
注目する選手はやはりフランスから古巣の鹿島ではなくガンバ大阪を選んだ昌子源選手で、地元も近く宇佐美選手と同じ年のため良い刺激を受けそうです。
ガンバ大阪は昨年は序盤はホームで勝てないなど苦しい時期もありましたが、今年はかつてのベストイレブンの常連の遠藤選手の動向にも注目され勢いに乗りそうな気もします。
また、イニエスタ選手がバルセロナ復帰を断って残留した神戸も不気味な存在で、序盤は低迷しましたが最終的には中位で終わったため最初から勝ち続ける可能性も高そうです。
まとめ
2020年のJリーグは1993年に始まって27年になり、東京オリンピックがあるため中断期間を挟むためスケジュールが長くなります。
このため、どのような展開になるのかがポイントですが、大きな移籍はそれほどないですが去年のMVPの横浜マリノスの仲川輝人選手のように小さくても大きいことをやれる選手が出てくるか楽しみです。
今年は、かつての黄金世代が40歳を迎えるなど世代交代の波が押し寄せていますが、どのような展開になるのか注目しています。
開幕は2月21日と厳しい寒さが残る時期ですが、長丁場になりJ1もJ2も節ごとに大きく順位が入れ替わる可能性もありそうです。
また、ジュビロ磐田や東京ヴェルディなどかつての名門のチームがJ2にいますが、今年こそJ1に復帰できるのか見どころがあります。
最近ではシーズンの途中で海外移籍をする選手も多く、去年の久保建英選手が抜けたFC東京が最後につまづいてしまうなど影響があるかもしれません。
今年は個人的にはガンバ大阪が優勝すると予想しますが、去年のコンサドーレ札幌のように下馬評を覆すチームもあると思います。
このため、私の予想も外れるかもしれませんが、新しい戦力が出て白熱させてくれる展開になることを期待したいです。
コメント