電撃引退、堀北真希は未練なし?
俳優の山本耕史さんとご結婚され、妊娠・出産を機に芸能界から身を引くことを発表された、女優の堀北真希さん。
デビュー以来、さまざまな作品に出演し、多くの方を魅了してきました。
堀北さんのこれまでや印象的な作品について、ご紹介します。
Contents
堀北真希プロフィール
名前 堀北真希
生年月日 1988年10月6日
出身地 東京都清瀬市
血液型 B型
堀北さん、実は本名ではないんですね。
堀北さんの本名は、原麻里奈。
かなりかけ離れた芸名になってしまったことにはある理由があると言われています。
所属事務所であるスウィートパワーは、所属する芸能人には売れやすい芸名を付ける傾向があるようで、堀北さんも最初は原真希という芸名の予定でしたが、「ハラマキ」となるといじられる可能性もあると判断したようです。
芸人であればおいしいかもしれませんが、清純派女優として売り出していきたいのに、「ハラマキ」というあだ名をつけられてはたまりません。
今では完全に堀北真希がしっくりきていますね。
意外な状況でのスカウト後、順調にキャリアアップ
堀北真希さんの芸能界入りのきっかけは、スカウトによるものでした。
一般的にスカウトというと、原宿の竹下通りというのが定番のイメージですが、堀北さんの場合は異例中の異例。
なんと部活の帰り道に畑でスカウトされたというのですから、驚きです。
きっと、芸能事務所が可愛い子がいると聞きつけてスカウトに来た時に、たまたま声をかけたのが畑だったのだろうと予想できますよね。
さすがに、スカウトマンが田舎の畑でスカウト活動しているはずはないと思います。
これも宣伝効果を狙ってのことであることがうかがえますね。
チャンスを確実に物にする
そんな堀北さんですが、本格的に女優デビューされたのは、スカウトからわずか1年後の2003年、しかもジャニーズの人気グループV6のComing Century(森田剛、三宅健、岡田准一)が主演するSF映画『COSMIC RESCUE』でのことでした。
堀北さんの役は、主人公たちに助けを求める謎の美少女というもので、比較的、重要な役柄です。
演技的には悪くなかったものの、重要なシーンで演技のギアを上げ切れず、悔しい思いをされたこともあった模様です。
そして、同じ2003年にBS-i(※現在のBS-TBS)の連続ドラマ『ケータイ刑事 銭形舞』で、ドラマ初主演。
ちなみに、この作品はシリーズ2作目で、1作目の『ケータイ刑事 銭形愛』は宮崎あおいさんが主演されています。
その後、翌2004年には松山ケンイチさんの映画初主演作である『ウィニング・パス』に、主人公の妹役で出演。
さらに翌年の2005年には、全話平均視聴率が21.2%を記録した大ヒットドラマ『電車男』に、こちらも主人公の妹役で出演されています。
妹キャラの確立
こうして見ると、当時の堀北さんはどちらかと言えば妹キャラに分類されていたらしいことが感じ取れますよね。
そして同じ2005年には、ジャニーズ系の人気アイドルである亀梨和也さんと山下智久さんが主演した連続ドラマ『野ブタ。をプロデュース』に、周囲からいじめられる転校生というヒロイン役で出演。
全話平均視聴率は16.9%を記録、さらに主演の2人が劇中の役名である『修二と彰』としてリリースした同ドラマの主題歌『青春アミーゴ』はミリオンセラーとなるなど、大成功をおさめました。
また、この2005年には、堀北さんの代表作となるあの映画の第1弾も公開されており、堀北さんにとって大ブレークの年となりました。
代表作となった『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ
前項でも触れた2005年公開の映画とは、『ALWAYS 三丁目の夕日』です。
西岸良平原作、山崎貴監督のこの作品は、昭和30年代の下町の日常を、時に楽しく、時に切なく描き出しています。
2005年11月に公開されるや大ヒットとなり、全国週末興行成績は3週連続で1位を獲得。
映画自体への評価も高く、作品だけでなく出演者やスタッフの方たちも、さまざまな賞を受賞されています。
堀北さんはこの作品で、集団就職のため上京してきた青森出身の星野六子(通称、ろくちゃん)役を好演し、大勢の観客を魅了。
素朴な雰囲気が見事にマッチしていて、昭和の女の子を違和感なく演じきりましたね。
代表作の一つで、続編も
第29回日本アカデミー賞新人俳優賞など、いくつもの賞を受賞されています。
本作の大ヒットを受けて続編も企画され、映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』が2007年に、映画『ALWAYS 三丁目の夕日’64』が2012年に公開されています。
当然、堀北さんも『ろくちゃん』として続編2作に出演。
完結編に当たる『ALWAYS 三丁目の夕日’64』では『ろくちゃん』の結婚も描かれました。
『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの『ろくちゃん』役は、間違いなく堀北さんにとっての代表作のひとつと言えるでしょう。
ヒロイン役から主役へランクアップ
堀北さんは、デビュー当時はヒロイン役や妹役での出演が多かったのですが、存在感は抜群でした。
そんな彼女ですから、必然的に主役へのオファーが殺到しました。
月9の『イノセント・ラブ』でドラマ初主演を果たすと、次々と主演を勝ち取りました。
そして圧巻なのが、2012年のNHK朝ドラの『梅ちゃん先生』にはオーディション無しでヒロイン役に抜擢されることとなるのです。
まさに飛ぶ鳥も落とすという勢いとはこのことをいうのでしょうか、さらにその年のNHK紅白歌合戦の紅組の司会まで務めることになるのです。
日本を代表する女優へと成長
テレビドラマに映画、バラエティ番組に引っ張りだこで、テレビで見ない日はないといっても過言ではないほどの人気者に成長しました。
特に、CMでの高感度は高く、爽やかなCMに出ているイメージですね。
富士フイルムやロッテ、NTTドコモなどのCMは印象的でした。
最近ですとレオパレス21のCMでは自然体の堀北さんが素敵ですよね。
もう日本を代表する女優さんと言っても誰も異議を唱える人はいないというほどの活躍ぶりです。
堀北真希プライベートは?
堀北さんは、自分でもおっしゃっているのですが、かなりの人見知りのようです。
ですから、プライベートでもあまり外に出歩かず、大勢で集まることをあまり好まないようです。
仕事場でも、共演者とは積極的にはコミュニケーションを取っていないとのこと。
でもそんな彼女は、実はものすごく世話好きの一面もあると語っていて、学生時代には生徒会の副会長や、バスケットボール部の副キャプテンを務めていたといいます。
男性遍歴は謎だらけ
女優さんといえば共演者との熱愛がつきものですが、堀北さんの場合はほとんど熱愛報道が無かった珍しい女優さんですね。
しいてあげれば、嵐の櫻井翔さんとの熱愛でしょうか。
色々噂はされていましたが、ほとんどがガセネタか宣伝効果に使われていたようです。
恋愛に関してはものすごく真面目で、慎重であったと噂されています。
そんな堀北さんを狙っていた男性は数多くいた事は間違いないでしょう。
電撃結婚、そして引退へ
まさに突然のこと過ぎて、驚きを隠せなかったこの報道。
2015年8月、堀北真希、山本耕史と結婚。
人気絶頂での結婚発表で、かなり動揺したファンも多かったようです。
山本さんの猛プッシュで、交際期間がなく、いきなりの結婚も話題になりました。
2016年12月第一子出産。
2017年3月に芸能界からの引退が発表されました。
あまりにも急展開でした。
もはや為す術もなく見届けるしかなかったのが本音ですね。
芸能界に未練なし?
最近ではすっかり主婦としての生活に板がついてきたようで、週刊誌などでもその姿があらわになっています。
芸能界引退というかたちをとった時点で、もう芸能界への復帰は考えてないのかもしれませんね。
女優という重圧から開放され、何気ない日常を堪能しているようです。
いちファンからしてみれば、堀北さんの演技がもう見れないのはものすごく残念に思います。
人気絶頂で、まだこれから大女優へと駆け上がって行く姿に期待していたのですが、本人には未練がなさそうです。
もともと、堀北さんは、芸能界には興味がなかったようで、人様の前に出るのを好んでいたわけではないようです。
やっとその重圧から開放されて、本当の穏やかな生活に戻れたのかもしれませんね。
堀北真希まとめ
2005年に『野ブタ。をプロデュース』や『ALWAYS 三丁目の夕日』などでブレークを果たされ、人気女優の仲間入りをされた堀北真希さん。
その後もNHKの朝ドラ初主演作となった『梅ちゃん先生』でお茶の間の人気者になるなど活躍を続けておられましたが、ご家庭を持たれたことが人生の転機へとつながっていった模様です。
2015年に俳優の山本耕史さんとご結婚された堀北さんは、お子様の出産を機に、家庭への専念を希望され、2017年に芸能活動から身を引くことを発表されました。
今後の芸能界への復帰の可能性がゼロなのかについては見方が分かれているようですが、全てはご本人が決められること。
まずはこれまでのさまざまな作品で見せてくださった好演に対し、感謝の意を表したいと思います。