尾野真千子、実は性格いい説!を検証!
確かな演技力で、いまや日本のドラマや映画に欠かせない存在となった尾野真千子さん。
実は出演作が海外でいくつもの賞を受賞するなど、世界に通用する作品に出演されている女優さんでもあるのです。
尾野さんのこれまでの軌跡や、ポイントとなった作品をご紹介します。
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尾野真千子プロフィール
名前 尾野真千子
生年月日 1981年11月4日
出身地 奈良県五條市
血液型 A型
4人姉妹の末っ子の尾野真千子さん、あまり末っ子っぽくないイメージですね。
身長も161㎝もあって、しっかりしていて落ち着きのある雰囲気を醸し出していますが、実は甘えん坊な一面もあるかもしれませんね。
始まりは学校の下駄箱
尾野さんのデビューのきっかけは、かなり変わっています。
それは1996年、尾野さんがまだ中学2年生の時のことでした。
地元の中学校に通っていた尾野さんは、学校で下駄箱の掃除をしている最中に、見知らぬ女性から声を掛けられます。
その女性の名前は、河瀨直美。
映像作品の女性監督で、映画のロケハンのため、尾野さんが住んでいた奈良県の吉野を訪れていたところだったのです。
これこそ本当の運命の出会いと言ってもいかもしれませんね。
きっと、ビビッと感じるものがあったに違いないでしょう。
河瀨さんによって直接スカウトされた尾野さんは、河瀨さんの初の商業作品である映画『萌の朱雀』で主演を務めることになります。
この作品は非常に高く評価され、河瀨さんは第50回カンヌ国際映画祭で、新人監督賞に当たるカメラ・ドールを受賞するなど、さまざまな賞を受賞。
受賞ラッシュ!
尾野さん自身も、第10回シンガポール国際映画祭で主演女優賞、第12回高崎映画祭では最優秀新人女優賞を受賞しています。
かくして河瀨監督と尾野さんの出会いは、『萌の朱雀』という作品を通じて、それぞれの未来を切り開く結果となったのでした。
ちなみに、最初の出会いから11年後の2007年、尾野さんは河瀨さんの映画『殯の森』に再び主演。
同作品は第60回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門でグランプリを受賞しています。
国際的にも、尾野さんの演技には高い評価がされていて、たくさんの勲章を受賞していくことになります。
短編ドラマ『火の魚』で高い評価
『萌の朱雀』で高い評価を受けた尾野さんは、高校卒業を機に上京、女優としての活動に本腰を入れることになります。
その後、さまざまな作品に出演しますが、なかなかステップアップとは行きませんでした。
そんな尾野さんが地方局制作の短編ドラマに出演し、高い評価を受けたのが、2009年に放送されたドラマ『火の魚』です。
この作品は『広島発ドラマ』と銘打たれ、NHK広島放送局が制作しています。
原作は室生犀星の同題の小説で、地方在住の老作家と、新しく彼の担当となった女性編集者の2人が話の中心となっています。
主演の老作家役は今は亡き原田芳雄さん、尾野さんは女性編集者役を演じました。
ドラマ最終盤の原田さんと尾野さんの場面は、この作品の白眉と言えます。
実力派女優の証明
『火の魚』は地方局制作の単発短編ドラマながら非常に高く評価され、国内外で数々の賞を受賞しました。
国内では、第64回文化庁芸術祭のテレビ部門・ドラマの部で大賞を受賞するなどし、尾野さん自身も第36回放送文化基金賞の演技賞や、東京ドラマアウォード2010の助演女優賞を受賞しています。
一方、海外では、第50回モンテカルロ・テレビ祭のフィクション番組(テレビ映画)部門と第62回イタリア賞のテレビ単発ドラマ及びミニシリーズドラマ部門で、共に最優秀賞を受賞。
『世界四大映像祭』のうち2つで最優秀賞を受賞したわけですから、その評価の高さが分かるというものです。
また、のちに朝ドラ『カーネーション』で再び尾野さんとタッグを組むことになる脚本家の渡辺あやさんがこの作品の脚本を担当し、さまざまな賞を受賞したことも見逃せません。
連続ドラマの代表作『カーネーション』
前項でもご紹介しましたが、『火の魚』で共に仕事をした尾野さんと渡辺あやさんが再びタッグを組むことになったのが、NHKの朝ドラ『カーネーション』です。
尾野さんはオーディションで主演に選ばれ、ファッションデザイナーとして世界的に有名な『コシノ3姉妹』の実母をモチーフとした役に挑むことになりました。
尾野さんの演技だけでなく、ドラマ自体も出色の出来で、第49回ギャラクシー賞のテレビ部門の大賞など、さまざまな賞を受賞しています。
尾野さん自身もさまざまな賞で主演女優賞を受賞したほか、第37回エランドール賞と第21回橋田賞で新人賞にも輝いています。
かくして『カーネーション』は、尾野さんのそれまでの代表作である『萌の朱雀』や『火の魚』と同様、作品も主演女優も共に評価されるという理想的な形となりました。
ドラマ終盤には晩年の主人公を演じるため、尾野さんから夏木マリさんへと主演が変更になったのですが、尾野さんの演技に魅了された方たちの間からは反発する声も聞かれたほどでした。
どんな役柄もはまり役!
2013年にはフジテレビのドラマ『最高の離婚』で主演を務め、気ままな奥さんを自然体で演じ切りました。
その演技も評価されて、2度目の放送文化基金賞の演技賞を受賞するという快挙を達成しました。
その勢いで、2014年4月には自身初の月9ドラマ『極悪がんぼ』の主演を勝ち取りました。
そして、2017年公開の映画、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で19歳、27歳、51歳の女性を一人で演じ分け、『カーネーション』でのリベンジ?を果たしました。
この映画でも、日刊スポーツ映画大賞の助演女優賞を受賞することになります。
ここまで賞を受賞する女優さんも珍しいですよね。
それだけ突出した演技力があるということを認めざるを得ないと言えます。
どんな役柄でも違和感なくサラリと演じてしまう尾野真千子さんが、これからどんな役柄を演じるのか楽しみですね。
尾野真千子のプライベートは?
尾野さんは2015年7月、芸能事務所の専務取締役の男性と結婚しました。
しかし、2017年9月に生活のすれ違いや価値観の違いのために約2年の結婚生活にピリオドを打ちました。
結婚後も、尾野さん自身、仕事をあまりセーブせずにドラマに映画に出続けていたように感じます。
それだけ演技に対するどん欲さがあったのが離婚の原因の一つかもしれませんね。
芸能関係同士の結婚には、色々な障壁があって大変ではあるかもしれません。
男性遍歴は?
共演者キラーと言われている尾野さんですが、実はそれほどうわさになることは多くないと言えますね。
ですが、一番有名なほっしゃんとの不倫騒動が、あまりよくないイメージを一般的に持たれてしまっている原因かもしれません。
週刊誌に2度も不倫現場を掲載されてしまい、その後ほっしゃんは離婚してしまうという結末でした。
略奪愛か?と世間を騒がせました。
そして、ちょうど同時進行で今をときめく高橋一生さんとも交際していたといううわさがありました。
その頃の高橋一生さんは、まだ知名度的にはそれほどではなかったので、自分から身を引いたというようなうわさもあります。
この一連の騒動で、性格が身勝手とか、性格が悪いというイメージを持たれてしまうことになってしまいました。
その上、バラエティー番組では、さばさばした男勝りなキャラクターを演じてしまい、よけいアンチが増えてしまう結果となってしまったように感じます。
実は性格はいい?
女優としての評価は相当高いのですが、どうしてもプライベートでの悪い印象から、あまり支持されていない女優さんというイメージですが、実際のところどうなのでしょうか?
実は、周りに気を配れる優しい女性という評判もあるようです。
そして、男性を立てるタイプで、一歩引いた一面もあるといううわさです。
結婚当初は、仕事もセーブして好きなお酒も減らしていたということで、一生懸命尽くそうと努力をしていたそうなので、離婚原因は他にもありそうですね。
そして、あの高橋一生とも、かなり長い期間お付き合いをしていたということですので、一途な一面もあったのかもしれませんね。
恋愛に関しては、ただ不器用なだけなのかもしれません。
最近では、尾野真千子さんと高橋一生さん復縁か?といううわさもありますので、気になりますね。
お似合いではないかと思いますので、是非過去は忘れて幸せになって欲しいですね。
尾野真千子まとめ
思わぬきっかけで女優の道を歩き始め、短編ドラマなど変わった形で評価を高めてきた尾野真千子さん。
その演技力は確かで、やりがいのある役は全部尾野真千子に行く、とさえ言われているほどです。
そして、プライベートではどんなパートナーを選ぶのかにも注目ですね。
素敵な女優さんですから、是非素敵な方と再婚して、ますます演技に磨きをかけて欲しいなと思います。
彼女のこれからの活躍にも期待です。