長澤まさみの人気の秘訣とは?
芸能界で生き残っていくのは大変なこと。
とくに俳優となると浮き沈みが激しい職業でもありますし、こと女優さんとなれば長く人気を保つとなると至難の業ですね。
そんな競争が激しい女優さんというポジションで長らく活躍しているのが長澤まさみさんではないでしょうか。
芸能界デビューしてもはや15年以上経っているのですが、今現在、切れ目なく映画やテレビ、CMに出続けている印象です。
当然ながら人気がなければここまでの実績は築き上げることは出来ないでしょう。
なぜこんなに長い間人気を保つことができているのか気になるところですね。
そんな長澤まさみの人気の秘訣を紐解いていきたいと思います。
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長澤まさみのプロフィール
長澤まさみさんは、1987年6月3日に静岡県磐田市に生まれています。
ついにとうとう30歳になってしまいましたが、まったく雰囲気は変わらないですよね。
お父さんは元ジュビロ磐田の監督をしていたというのは有名な話ですが、さわやかさはお父さんからの影響なのかもしれませんね。
そして、12歳の時に東宝シンデレラオーディションに応募し、3万人以上の中から見事にグランプリに輝きました。
長澤まさみの原点とも言えるこのオーディション。
長澤まさみと言えば、やっぱり映画。
東宝のオーディションを選んだのも宿命であったかのように感じでしまいますね。
長澤まさみと言えば映画でしょう!
確かな演技力を持った女優さんとして、エキセントリックな役から現代風の落ち着いた役まで幅広くこなす、長澤まさみさん。
長澤さんのこれまでの女優人生を振り返ってみますと、2つの大きな転機があったように思えます。
その2つとは、長澤さんが出演した2本の映画、『世界の中心で、愛を叫ぶ』(通称:セカチュー)と『モテキ』です。
果たして、これら2本の映画によって、長澤さんの女優人生はどう変わったのか。
以下にまとめてありますので、ご笑覧ください。
■セカチュー以前
長澤さんの女優人生への第一歩は、過去に沢口靖子さんや田中美里さん、野波麻帆さんなどを輩出してきた『東宝シンデレラ』です。
1999年に開催された第5回東宝シンデレラオーディション(※結果発表は翌2000年1月)において、長澤さんは史上最年少の12才でグランプリを獲得。
獲得の5か月後に公開された宮部みゆき原作の映画『クロスファイア』に出演し、スクリーンデビューを飾りました。
しかし、即スター街道まっしぐらとは行かず、脇役などをこなしながら、女優としてのキャリアを積む時期が続きます。
NHKの朝ドラ『さくら』に出演したり、雑誌『ピチレモン』の専属モデルとして活動していましたから、他の方よりは、ある程度、恵まれてはいました。
ですが、『若手女優の大本命』といった存在ではなく、『まだまだ、これから』といった印象が強くありました。
2003年に映画『ロボコン』で初主演し、映画関係者から一定の評価を受けますが、長澤さんが本格的にブレイクするには、翌2004年公開の映画『世界の中心で、愛を叫ぶ』を待たなくてはなりません。
■セカチュー以降
2004年公開の映画『世界の中心で、愛を叫ぶ』。
この映画こそ、長澤まさみさんの女優人生を大きく変えた一作と言えるでしょう。
原作は、白血病をからめた悲恋物として、映画公開の前年にあたる2003年に100万部を突破していた、片山恭一のベストセラー小説です。
「セカチュー」ブームを巻き起こして、社会現象となり、その後ドラマ化され、さらには舞台化までされてしまいました。
本当に泣ける映画ですので、見たことない方はぜひご覧になってみてください。
主演は大沢たかおさんと柴咲コウさんだったのですが、いざ公開されてみると、主演の2人以上の注目を集めたのが、過去の回想シーンに登場し、悲恋の中心となる2人――長澤まさみさんと森山未來さんでした。
映画では、監督の行定勲さんの手腕もあってか、若手2人の清新な魅力が炸裂。
一見、メロドラマチックとも思える展開も涙を誘い、観客動員数・興行収入共に同年の実写映画1位を獲得したのです。
悲劇のヒロインとして、多くの人の共感と注目を集めた長澤さんは、一躍、スターダムへと駆け上がることになります。
そして勢いそのままに、あだち充の大ヒット漫画が原作の映画『タッチ』(2005年)や、同じくあだち充原作の映画『ラフ ROUGH』(2006年)に主演、さらには森山良子の名曲『涙そうそう』をモチーフとした映画『涙そうそう』(2006年)に、当時、大人気を誇った妻夫木聡さんとダブル主演を果たすなど、注目作への出演が続きます。
しかし、その一方で、役柄のチョイスがセカチューのイメージに縛られ過ぎた感もあり、長澤さんの芸能界での存在感は徐々に低下していきます。
その後も、往年の黒澤明監督の名作映画のリメイクである映画『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』(2008年)や、人気漫画が原作の山岳映画『岳-ガク-』(2011年)などに出演しますが、流れを一変させることはできませんでした。
しかし、『岳-ガク-』のわずか4か月後に公開された映画『モテキ』によって、世間の長澤さんに対する印象は大きく変わっていくことになります。
■映画『モテキ』以降
『モテキ』は、久保ミツロウ原作の人気漫画です。
20代後半の男性主人公を取り巻くさまざまな恋愛模様を描いた作品で、2010年に森山未來さんの主演でテレビドラマ化され、大好評を博しました。
そして、翌2011年に同じく森山さんの主演で公開されたのが、ドラマの1年後を描いた映画『モテキ』だったのです。
この映画で、長澤さんは主人公の相手役の1人として登場。セカチュー的な清い交際ではなく、年相応の男女関係を演じて大きな注目を集めました。
映画界での評価も高く、この作品で長澤さんは第35回日本アカデミー賞の優秀主演女優賞を獲得しています。
かくてセカチューに次ぐ新たな女優としてのイメージを手に入れた長澤さんは、翌2012年4月から始まった連続テレビドラマ『都市伝説の女』(第1シリーズ)でも、小悪魔的要素のある女性主人公を演じて、好評を獲得。一時の不振を完全に脱しました。
その後の活躍ぶりは、皆様もご存知の通りです。
10代のころの清新な魅力、そして大人の女性としてのあり方と、2度のブレイクを果たした長澤まさみさん。
今後の活躍にも期待が集まるところです。
人気の維持には独身がオススメ
最近の女優さんって、案外人気があってもあっさり結婚して休業というケースが目につきます。
堀北真希さんや榮倉奈々さん、佐々木希さん、武井咲さんなどなど、まだまだこれからって期待していた女優さんたちが結婚という大きな決断をされています。
休業せずにお仕事を続けても、結婚をしてしまうことで、女優さんとしての価値が下がってしまうという印象もあります。
女優さんってイメージは大事ですよね。
長澤まさみさんも、今年で30歳となり結婚も意識しているようです。
恋愛遍歴に関しては、それほど派手な報道はされていませんが、ちょくちょくうわさになることはあったようです。
長澤まさみは恋愛どっぷり型
長澤まさみさんと言えば、二宮和也さんとの交際は有名ですよね。
2005年にドラマで共演したことがきっかけで交際に発展して、約5年間続いたとうわさされています。
やっぱりジャニーズ系の方との結婚にはかなりの障壁があるから、なかなかうまくいかなかったのかもしれませんね。
その後も、EXILEのAKIRAや伊勢谷友介、塚本高史、野田洋次郎などなど、芸能記者が言いたい放題の状態ですね。
それだけ注目されているということでもあります。
でも週刊誌で報道されている内容を見ていると、同棲をしていたり、マンションに通い詰めていたりと、どっぷりと恋愛にハマってしまうタイプのように感じます。
男性遍歴は華やかですが、まじめに交際している印象があるので、意外にもイメージは悪くないんですよね。
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長澤まさみもいよいよ年貢の納め時
結婚願望も強くて、20代で子供が欲しいという発言をしていた長澤まさみですが、本音はどうなのでしょうか。
女優としてのキャリアも充分ではありますが、結婚をすることで今のポジションを失うというリスクは否めません。
まだまだ人気が高い女優さんであり、長いキャリアを積んできたという思いもあるでしょうから、よけい決断には時間がかかりそうですね。
今年6月には、ある芸能リポーターによる結婚報道がありましたが、今現在動きはありません。
ひょっとしたら、水面下で結婚へ向けた話がある可能性は充分にあるかもしれませんね。
まとめ
長澤まさみの人気の秘訣は、ズバリ、イメージ通りの清純さが受けているように感じますね。
女優さんとして演じているのか素のままで演じているのかわからないという魅力も、見ている方としてはのめり込みやすいかもしれませんね。
サラッと役を演じてしまうというところが魅力的ですし、日常生活で出会えそうな女の子感がハンパないですよね。
そして、プライベートに関しても、イメージ通りの清純さで楽しんでいるようです。
最近思うのですが、長澤まさみさんは、まったく劣化しない女優さんではないのかなと。
10代のころから拝見していますが、30歳になった現在まで、イメージがほとんど変わっていないように思います。
それって珍しいタイプの女優さんではないでしょうか。
でもそろそろ結婚して新しい長澤まさみも見てみたい気もします。
結婚するタイミングとしては、役どころやキャラを維持できなくなってきた時がチャンスかもしれませんね。
どっちにしても、長澤まさみさんの結婚報道は、それほど先ではないように感じます。
その時は暖かく応援したいと思いますし、新しい長澤まさみに期待したいところですね。
世界の中心で「おめでとう」と叫びます。