実写版ルパン3世の評価が低い理由は黒木メイサのキャスティング?
2017/11/03
アニメの実写化が相次ぐなか、あの『ルパン三世』までもが実写化されました。
これに関しては、ファンのなかでも賛否が割れそうですね。
あまりにも有名な作品ですからね。
さてこの「実写版ルパン三世」なのですが、評価は芳しくないといいます。
やはり、アニメの映画化ということがネックになったのか?
それもありそうですが、一因には、あの黒木メイサさんに問題があったとも。
いったい、「実写版ルパン三世」の低評価の原因とは?
「実写版ルパン三世」について
「実写版ルパン三世」は、興行収入は公開2日間で約4億円超。
全国観客動員ランキングでも初登場2位という、なかなかのものでした。
キャストも豪華です。
ルパン役が小栗旬さん、峰不二子役は黒木メイサさん。
しかも監督は北村龍平監督。
これだけキャストやスタッフが充実していれば、ヒットするのもうなずけますよね。
そんな「実写版ルパン三世」のあらすじはどんな感じなのか。
シンガポールの美術館から古代オリンピックのメダルが盗まれてしまいます。
この大事件に対し、銭型警部は、香港警察本部を訪ね、犯人が、ルパン三世、峰不二子などであることを突き止めます。
そして、事件のウラには、ザ・ワークスのトップである盗賊のトーマス・ドーソンがいると銭型警部は判断しました。
高齢のため盗賊を引退しようとしていたトーマス・ドーソンは、古代オリンピックのメダルを盗んだ者にボスの座を明け渡すと言って、ルパンらを犯行に走らせていたのです。
銭形警部はザ・ワークスの一味を壊滅させようと香港のトーマス・ドーソン宅に張り込みます。
案の定、トーマス・ドーソン宅にはザ・ワークスの一味が集まっており、ルパンもいました。
トーマス・ドーソンは、一味のものたちに自分が盗んだ光の首飾りを見せます。
ところが、トーマス・ドーソンに怨恨があったマイケル・リーが裏切って、光の首飾りを自分のものにしようとします。
そして、マイケル・リーの配下がトーマス・ドーソン宅を襲撃し、銭形警部らとの銃撃戦に。
マイケル・リーはトーマス・ドーソンを人質にして、トーマス・ドーソン宅から逃げようとしますが、ルパンと次元大介が反撃し、マイケル・リーの配下も現れて乱戦状態となり
ます。
そして、トーマス・ドーソンは射殺され、マイケル・リーは光の首飾りを奪って逃走。
トーマス・ドーソン宅から脱出したルパンは、マイケル・リーを追うため、次元大介や峰不二子らと動き出します……。
と、なかなか面白そうな「実写版ルパン三世」。
でも、評価はかなり厳しいものになっているとか?
「実写版ルパン三世」はなぜ低評価?
なぜ、「実写版ルパン三世」は低評価なのでしょうか。
低評価のウラには、いろいろ要因があるようです。
まず、アクションシーンにミソがつけられました。
なんと、「ハリウッドの劣化版」などとボロクソに評価されているのです。
音楽が鳴りっぱなしで演出がなっていないといったことが理由でした。
しかし、ここで注目すべきポイントが、峰不二子役の黒木メイサさんの存在。
ほかのキャストについてはともかく、峰不二子役が黒木メイサさんということについては、厳しい評価が相次いでいます。
よほど、「実写版ルパン三世」にて黒木メイサさんが下手な芝居をしたというのかといえば、そうでもないようなんですね。
やっぱり、峰不二子といえば、「実写版ルパン三世」におけるヒロインであり、キャラクターとしても独特な存在です。
プロポーションが、外国人のような体型の女優でなければ厳しく、黒木メイサさんが峰不二子ではしっくりこないという評価が多いのです。
ようするに、「実写版ルパン三世」の評価が低いのは、黒木メイサさんの演技力以前に、キャスティング、それから演出に問題があった、ということのようですね……。
まとめ
これは、あらためて、アニメの実写化のむずかしさを印象付けられる事例ですね。
黒木メイサさん1人を戦犯あつかいすればいい、というのとは、また違った問題のようです。
低評価となった「実写版ルパン三世」ですが、最も被害を受けたのは、監督でも視聴者でもなく、黒木メイサさんにほかならないでしょう。